2部分:第二章
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葉だった。
「わかったらだ」
「ああ、いいパンとワインだな」
「それだな」
「それに肉だ」
また言う彼だった。
「果物も欲しいな」
「おい、肉もだと!?」
「しかも果物もか」
「そうだ。肉は鶏肉だ」
それを所望だというのである。
「果物はオレンジがいいな。そうだ、オリーブも忘れるな」
「こいつ、何処まで要求するんだ」
「胡椒は我慢しておこう」
当時ローマにおいては胡椒は途方もない贅沢品であった。これは大航海時代まで欧州においてはそのままのことだった。
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