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魔法科高校〜黒衣の人間主神〜
九校戦編〈下〉
九校戦八日目(8)×対三高戦とその後について
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ンドにいる来賓に驚いていた。

「九島先生に青木副社長!このような所へ如何なされました!?」

いつもであれば、大会本部のVIPルームでモニター観戦していた烈と青木に秘書林が突如来賓席に姿を見せたからだ。

「たまにはこちらで見せさせてもらおうと思ってな」

「それにアンタらはいずれはクビされる者であるが、私達がいたとしても不正がないかを見に来た事です」

ストレートに言った事で、大会委員会のメンツらはビクビクしながらしていたが不正という言葉に更にビビらせた。試合開始前の時間は、選手の心の中に最も速いのが渦巻く時間であるからか。俺らは最終ミーティングとして念話で作戦を言っていたが、三高の奴らは試合開始まで静かにしていた。自信があっても、どれだけ勝算があるとしてもこちらは十割の確率で勝てる。あちらは例え人数が増えたとしても、第一条件を果たすために接近戦をしようと考えていたな。

『最後の作戦だが、役割としては第一条件であるモノリスの鍵を撃ち込むまで砲撃戦をする。俺は本体ではなく、分身体であり本体は影の中か遥か上空にいる』

『俺の役割は、吉祥寺選手をこちらに呼び込む事か』

『一真が第一条件クリアしたら、僕は吉祥寺選手を倒すよ』

という念話をしていたら、試合開始時間となったので合図と共に前に向いた。両陣営の間で砲撃があったが、一条と俺は遠距離魔法攻撃をしていた。観客は大喜びをしていたが、まさか一高の俺が砲撃戦が出来るとは知らなかった事だった。そんで第一高校の応援席は意外感で言葉を失っていた。両陣営の距離は約六百メートルで、森林ステージや渓谷ステージに比べると距離が短い。

「全く、俺が砲撃戦得意なのは深雪らぐらいしか知らん事だろうな」

『実弾銃の有効射程であれば、突撃銃では厳しい間合いでありますが一真様の眼は狙撃銃並みのスコープを持っています』

俺は二丁拳銃スタイルで、片方は魔法を無効化させていてもう片方はレールガンの威力を抑えたので一条は干渉装甲で無傷となっていた。一条は準決勝では汎用型を使っていたが、決勝は特化型のを使っていた。一条は片手で攻撃を仕掛けていたが、攻撃力は益々差が広がると思っていた。一条の「射撃」が一発一発に打撃力を秘めているのに対して、俺の「射撃」は片方防御しながら片方攻撃をしていた。

「何という攻撃だ、片方は術式解体だが片方は電気を使った電撃砲か?」

「分からない、だけどあの威力は随分と抑えている。あっ・・・・モノリス付近にいたウチの選手三名が戦闘不能になった!?あんな遠距離で攻撃してきた!」

片方攻撃をしていたが、一瞬の隙を見て少し左に向けてから三高のモノリス付近にいたディフェンス三名を風と精神系統のデスサイズで戦闘不能にした。一条は後ろにいた三名が戦闘不能になった
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