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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第479話】
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っていた。

 正直嬉しく思うのだが、逆に九位というのも妙な感じがした。

 十位は鈴音、十一位はセシリア――二人に関してはアクシデントもあり、大会で思う結果を出せてないのもあるのだろう。

 十二位に更識簪、日本の代表候補生だがいかんせん低いのは最近まで機体が無かったのと、『噂』も要因だろう。

 そして、一夏が十三位――。


「げ、俺って十三位かよ……ヒルトより下じゃん……」


 ガックリと肩を落とす一夏、コメントにはこう書かれていた。

 守る守るって言ってる割に、守られてる存在――訓練の成果が出てない点もマイナス、大人しく篠ノ之箒じゃなく、上級生に教えを乞う方が良くない?――との事。

 そして最下位は美春、というのも実力未知数なのも要因だろう。

 各人に対して様々なコメントが有るものの割愛させてもらおう――篠ノ之に関しては機体の事ばかりのコメントしかないし。


「織斑くん、落ち込んでる所悪いけど試合前にコメント頂戴! 今から全員分行かないといけないから、私忙しいのよ! はい、ポーズ! 有坂くんも!」


 呆気に取られてる間に写真は二人分撮られた――行動力のある先輩だなって思っていると――。


「はい、写真オーケー! それじゃあ二人ともコメント!」


 言われ、呆気に取られたままの俺より先に一夏が応えた。


「え、えっと……精一杯頑張ります!」

「もう、ダメダメー! 目指すは優勝! くらい言って見せてよ! だから十三位なのよ!」

「うぐっ……」


 傷に塩を塗り込むとはこの事か、ガックリ膝から崩れ落ちる一夏を放置し、黛さんは――。


「次は有坂くん! コメント――」


 そう言った矢先だった、学園全体が揺れるような衝撃が襲ってきた。


「な、何――きゃあっ……!?」


 何度も続く振動に、姿勢を崩して倒れかかる黛さん。


「っと、先輩……大丈夫ですか?」

「あ……」


 咄嗟に腕を掴み、抱き寄せる俺――一夏は落ち込んでいた体勢もあってか特に大事な様子はなかった。


「あ、有坂くん……は、離してくれる……かな」


 胸に顔を埋めたままの黛さんからの訴えに、俺は彼女を解放した――それがきっかけになったのか廊下の電灯が赤色へと変化し、辺りに浮かぶ投影型ディスプレイには『非常事態警報発令』の文字が浮かびがっていた。


『全生徒に告げる! 直ちに地下シェルターへ避難しろ! 繰り返す、直ちに地下シェルターへ――きゃあああっ!?』


 緊急放送をしていた先生の声が突然切れると同時に、また大きな衝撃が何度も何度も学園全体を揺らした。


「な、何が起きてるんだ……この学園
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