第6章 無限時計編
さらば、レギオン隊
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るんだ。」
「うん!!!服がないから何とかしたいけど・・・」
「だったら、これやるよ。」
ナツさんが出したのはズボンだった。
「ロメオにでもやろうと思ってたけど、お前にやるよ!!」
「本当!!!」
「じゃあ俺の着てる服もやるか。」
「そうね。あんたは普段から上着てないようなものだし・・・。」
「グレイ様の上半身をいつでも見れるなんて・・・ジュビア、幸せ!!!」
みんな言いたいことを言っているのだった。
「やれやれ・・・・・・あれ?」
「どうしたの、お兄ちゃん?」
「あれは・・・・・・・・・!」
俺は上から何かがゆっくり落ちてくるのを見た。
「歯車!!?」
無限時計を壊すために作られた、破壊の歯車だった。
「どうしてまた・・・!?」
「(!)」
俺はある気配に気づく。
『やあ。』
あの少年だった。
『よかったね・・・僕と同じようなことにならなくって・・・。』
「(!!!)」
俺の目の前に少年が現れ、そう言った。
その少年は、俺が歯車をはめてしまった時に現れた子供の男の子であった。
『僕みたいな運命にならなくってよかった。頑張って生きてね。』
「(・・・・・・・・・ああ!!!)」
俺の言葉に少年は笑った。
「お兄ちゃん?」
「・・・!!」
もう、少年の姿が見えなかった。
「どうしたの・・・まさか・・・。」
「いや・・・もう大丈夫だ。」
俺はそう言い、歯車を握った。
「コイツと出会わなかったら・・・・・・俺、
忘れていた事、永遠に思い出せなかったかもしれないからな。」
「・・・・・・もう・・・心配させないで・・・。」
ウェンディはそう言い、俺に抱き付く。
「・・・できる限りはするけど・・・・・・これだけは言える。」
「?」
「お前の所に・・・・・・絶対に戻る。一緒にいる。約束だろ?あの時の。」
「・・・うん。」
ウェンディの顔が笑顔になる。
「おーーーい!!!」
「?」
俺は声がした方を振り向くと、
そこには青髪の身長がウェンディぐらいの男の子がいた。
そして、今着ている服を見てわかった。
「シャンディーか?」
「ピンポン!」
人間に変身したシャンディーであった。人間に変身しても子供とは・・・・・・
「何故か子供になりました。」
「まあ・・・性格上、ある意味合ってると思うぞ?」
シャンディーに向かって、俺はそう言う。
「じゃあ、帰ろうぜ!!!ギルドへ!!!!」
「はい!!!!」
「よぉーし!!!僕に任せて!!!水よ!!!!!」
シャンディーが
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