第1話 幻想郷に北斗現る!!
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後で僕が事情を説明しておくよ」
「お、おう……そうしてくれると……助かるんだぜ……」
とりあえずもうこれ以上は追われる事はないだろうと安心した魔理沙は、すっかり弱り切った体に鞭を打つかの様に立ち上がり、再度とび上がって行く。
そんな魔理沙を見送ると、今度はその場に倒れているケンの方へと視線を移す。
「大丈夫かい? ケン」
「み……水……水を……」
「あぁ、はいはい……ところでケン、最後に一つ良いかい?」
「な、何だ?」
「君、やけに背小さいんだね」
「……うむ」
本当に今更な内容であった。とにもかくにも、こうして幻想郷にてケンシロウの新たな戦いの火蓋は切って落とされたのであった。
果たして、ケンシロウを待ち受ける運命とは?
悲劇(喜劇)は繰り返される……かも?
つづく
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