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学生活
二話 体育系の生徒はおかしいやつが少しいる
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う))…てめぇは、俺に勝てると思ってのか?あ?」

陽炎「当たり前だ…鎖雅(さが)!おまえごときに負けるはずがない!むしろ圧勝してやる!」

やはり二人は喧嘩をしているようだ
あの喧嘩に巻き込まれなければいいのだが…
巻き込まれたらただじゃ済まなそう…

山崎「なぁ知ってるか?隣で喧嘩してる先輩いるだろ?陽炎(かげろう)水渡(すいと)先輩と月花(つきばな)鎖雅(さが)先輩って言うんだけどさ…あの二人の先輩がこのクラスの超人らしいぜ…」

「やはりな…あの喧嘩に関わったら一瞬でやられそうな雰囲気出てるもんな…」

先輩「おい!陽炎と月花喧嘩してねぇで準備したらどうなんだ?」

陽炎、月花「うるせぇ!外野は黙ってろ!」

なんと言う事だ…
あんな喧嘩をしていて息ぴったりであった

山崎「おい…冬季…俺達の番の時にあの二人の先輩も走るんだよな?」

「そうらしいな…どうしてそんなことを聞くんだ?」

山崎は少し震えていた…

「どうした山崎、気分悪いのか?」

山崎「いや…俺は今どうやって生き残るか考えているんだ…」

教師「えーっと次…山崎!氷室!陽炎!月花!」

山崎「遂に…来ちまった…冬季…生きて帰ろうな…」

山崎が変なことを言い出した…
まぁ気にしにいようにしてスタート位置につく

教師「位置について…よーい…スタート!」

教師がスタートを言った瞬間、風を切る音がした
音の正体は二人の先輩であった
二人の先輩は、陸上部もビックリの速さで走り抜けていった
俺はその三秒後についた
記録は六秒三
二人の先輩は三秒二
高校生と言うことを疑ってしまうレベルの速さで走っていたのだ

月花「おい…てめぇ…何でタイムが一緒なんだよ…」

陽炎「それはこっちの台詞だぞ…」

二人は互いの胸ぐらを掴み睨み付けあっている
その三秒後殴り合いが始まった…

月花「ふざけんじゃねぇぞ!陽炎!」

陽炎「だからこっちの台詞だって言ってんじゃねぇか!」

山崎「生き残った…生き残ったぞ!冬季!生き残っぐふぁっ!」

山崎は殴り飛ばされた陽炎先輩に激突しそのまま後方十メートル吹っ飛んだ…
地面に落ちた後すぐに陽炎先輩は立ち上がり気絶している山崎に向かって

陽炎「すまないな巻き込んだ」

とだけ言い残し
次は陽炎先輩が月花先輩を俺の方に殴り飛ばした
俺は、先輩に当たるギリギリでスタイリッシュに回避した
月花先輩は校舎の壁をぶち抜いてから受け身をとって着地した
そして俺に近づいてきて…

月花「お前…スタイリッシュな動きするな…」

とだけ言ってまた殴り合いが始まった
この殴り合いを止めようとするやつはいない
むしろこの
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