3話 変態姉弟は実情を知るそうですよ?
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全然知らなかった。
「アンタらの言い分は分かった。安心しろ!このオレ、正義のヒーローがガルドをぶっ倒してやるぜ!!」
「え?“箱庭の貴族”様は?」
「えーっとですね“月の兔”は基本的にギフトゲームには参加できません」
「そ、そんなあ……」
獣人たちはガックリと肩を落とす。
もしかしたら解放されるかもと期待していただけにショックが大きいようだ。
「だーかーらー、心配するなって!このオレと我がリーダーがいたら、ガルドなんて楽勝だぜ!」
「なっ!?」
「ほ、本当ですか?」
「ああ、本当だ!大船に乗ったつもりで明日を待っとけ!」
オオー!と歓声が上がり、獣人たちは仲間に知らせようと顔を輝かせて帰って行った。
「ど、どうしてあんなことを言ったのですか!?」
ジンは思わず声を荒げて問う。
「まあ、そう怒らずに楽しみにしてな。オレと姉ちゃんと力を!!」
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