11 数日後
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あれから3日たった。ナツもすっかり元通り・・・どころかもっと明るくなった。
「おはようソラ!!朝だよ、起きて〜!」
「も、もうちょっと寝かせてよ・・・」
「今日はアスナさんとキリトの家に呼ばれてるでしょ!ほら早く起きてってば」
「・・・わかったよ・・・」
むっくりとベッドから起き上がり、少しストレッチをする。
(アインクラッドには寝違えるというのはないんだけど、まあ、気分の問題で毎日行っている)
「少し着替えるから後ろ向いとけ」
「あいさっさー」
「わけわかんねえ返事だな、それ」
まあとにかく着替えを済ませると、すでに準備が終わっていたナツとともに外へ出る。
転移門まで歩き、22層へと転移する。
22層に降り立つとエギルが迎えに来ていた。
「久しぶりだねエギル。調子はどう?」
「まあまあだな。よしじゃあキリトの家に行くか」
「よろしくねエギルさん!!」
そこから徒歩5分くらいか(もっと多いかもしれないけど)のところにきれいな家があった。
「へえ。いい家だね」
「すごいよねー」
とナツと話している間にエギルがドアを叩く。
キリトはすぐに顔をだし、
「いらっしゃい。はいりなよ」
といった。
家の中は暖かく、そしてふと何気なくキリトのほうを見るとなぜか、女の子が膝に乗っかっていた。
「キリト・・・誘拐はだめでしょ・・・」
「誘拐じゃねえ!!」
即座に否定された。
「えっじゃあ・・・」
「じゃあアスナさんとの子供・・・?」
今度はナツの台詞だった。
「まあ、そんなところだ」
「始めまして。ユイです」
「は、始めまして。ソラです。こいつはナツ」
「よろしくね〜」
「よろしくおねがいします!!」
「ユイちゃんと挨拶できたな〜いい子だぞ〜」
・・・馬鹿親になったキリトを見せられて、ちょっっっっっっとばかり驚いた。
そんな雰囲気を打ち消すかのようにアスナさんが、紅茶とクッキーを持ってくる。
「ソラ君ナツちゃんいらっしゃい。紅茶どうぞ」
「どうも。いただきます」
「いただきまーす」
・・・やばい。うますぎるだろこれ。
どうやったらこんなうまい紅茶を出せるのかと聞きたくなるほど紅茶がうまかった。
その日は少し相談やら世話話やらについて話し、夕方解散した。
その日の夜。
「キリトはすごい馬鹿親だったねー」
そう。あの後もユイちゃんがアスナさんの手伝いや、いい子にしていると、その度に
「いい子だなあ。いい子だぞ〜」
と褒めまくっていた。
「意外性にあふれる姿だったな」
「・・・ソラは子供好き?」
「そうだな。かわいいとは思うぞ」
「じゃあ、ソラ結婚しよう?で、子供作ろう?」
「お、お前な・・・まあいいや。結婚しよう。」
その日のうちにシステム上は結婚できた。
もちろ
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