宇宙戦艦ヤマト異伝
火星の砦
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
ミラス人の新たな故郷、火星の防衛体制を構築の際に衛星陣地の責任者を志願。
冥王星基地の防戦で得た教訓、経験値を基に判明した弱点の補強に奔走。
創意工夫を凝らし対策を考案、限られた時間と資材を活用し実用的な第3善を構築。
シュルツを司令官の責務に専念させ、火星防衛軍の各種装備は格段に改善された。
火星に戦線が迫ると最前線に赴任を志願、反射衛星砲の陣頭指揮を執り無数の敵艦を撃破。
今まで何とか踏ん張れたのは、忠実な副官の功績と云っても過言ではない。
「わしも途くぞ、ガンツ。
必ず礼を言わせて貰うからな、冥土で会おう」
太陽系第3惑星、水星《テラ》の防衛を優先する総統の判断に異論は無い。
火星防衛陣地の活用を図り代役を買って出たが、総統の重荷を少しは減らせただろうか。
大規模な爆撃が惑星の地軸を破壊、と錯覚する程に強烈な衝撃波に地下都市が震撼。
太陽系の絶対防衛線、小惑星帯《アステロイド・ベルト》の軌道以内に残された最後の砦。
火星防衛軍《ガミラス・ディフェンダー》の総司令部、無人火力陣地の制御室から照明が消えた。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ