Another7 喧嘩
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大輔の視線は再び太一とヤマトに。
ブイモン[なあ、まだ終わんないのか説教?]
横になりながら呆れたように見るブイモン。
ロップモン[だよねえ、もう1時間過ぎたんじゃない?]
アインス「誰かが止めなければずっと説教時間になっているだろうな」
太一「全く説教が終わんねえ!!もう1時間過ぎたんじゃねえのか!!?(小声)」
ヤマト「大輔も1時間以上正座しているのに平然と…化け物か!!!?(小声)」
太一「お前のせいだぞヤマト!!(小声)」
ヤマト「何だと!!?お前のせいだろ!!(小声)」
大輔「おい」
太一「はあ!!?お前が突っかかってきたせいでこうなったんだろ!!!!(小声)」
大輔「…おい」
ヤマト「お前がちゃんと考えていれば俺だって…(小声)」
大輔「………人の話を聞けこの馬鹿共ーーーーーーーっ!!!!!!!!」
ズビシィッ!!!!
太一、ヤマト「「ゔっ」」
太一とヤマトの脳天に大輔の強烈なチョップが叩き込まれた。
アインス「…何をしているんだあいつらは……(汗)」
空「似たり寄ったりね……(汗)」
アインスと空が明日も早いからと言わなければ、多分朝まで説教が長引いていただろうと、後にブイモン達は語るのだった。
丈「……周りや相手に流されたりしないで、自分の意志をしっかり持って…か…」
今までの自分を振り返る。
今までの自分は、悲観的になりすぎて周りの空気を乱したり、優柔不断すぎて、逆に状況を悪化させてしまった。
丈「よし…僕がムゲンマウンテンの頂上に行って調べてくれば、島の全体を知ることが出来るし、みんなを危ない目に遭わせなくて済むはずだ」
これは丈が周りや相手に流されずに自分の意志で考えたことであった。
書き置きをして丈はムゲンマウンテンに向かう。
大輔「………」
アインス「いいのか大輔?城戸を行かせて?」
大輔「大丈夫、ゴマモンがついてったしな」
口では何だかんだ言ってもゴマモンはパートナーの丈を大切に思っている。
何があっても丈を守ってくれるはずだ。
大輔「俺達も寝ようか」
アインス「ああ」
寝床に戻る2人。
翌朝、空に起こされた大輔達はムゲンマウンテンに向かうと、ゴマモンが進化したイッカクモンがいたのだった。
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