Another7 喧嘩
[4/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
スやジャムとか…]
ヒートアップする甘味目玉焼き論争に大輔達はついて来れない。
大輔「空さん、俺達がしてたのは目玉焼きにかける調味料の話でしたよね?断じて菓子の話じゃありませんでしたよね?」
空「そ、そうね…」
丈「えええぇー!!皆目玉焼きにそんな変な物をかけるのかい!?ショックだ!!日本文化の崩壊だ!!」
ヤマト「おい…丈」
太一「そこまで悩むか?…普通」
アインス「まあ、個人の好みだ。」
ロップモン[丈って変な人だね]
丈「変って…」
サラリと変な人と言われて停止する丈。
ロップモン[みんなを見てみれば?多分、私と同意見だろうから]
周りを見れば、困惑したような太一達に丈は頭が冷えたのか深い溜め息を吐きながら大人しくなったのだった。
大輔「ふう」
アインス「お疲れ、大輔」
食後の運動に特訓しているブイモンとロップモンを見守っていた大輔に労いの言葉をかける。
大輔「ああ」
アインス「今日のメレンゲオムレツは美味しかった。私はまだあんな風に作れないんだ…」
大輔「現実世界に帰ったら教えてやるよ」
アインス「ありがとう。ではそろそろ寝ようか」
太一「…何度も同じこと言わせんなよな!!」
大輔、アインス「「ん?」」
太一の怒声に大輔とアインスが振り向き、ブイモンとロップモンは特訓を中断した。
大輔「何してんですか?あの2人?」
アインス「喧嘩か?」
空「そうなの、ムゲンマウンテンに登るか登らないかで揉めてるんです」
太一「何だよ!!そんな逃げ腰じゃ埒があかねぇだろ!!」
ヤマト「お前の無鉄砲につきあわせて、みんなを危険にさらす気かよ?」
太一「っだとぉ!!?」
丈「待ってくれよ2人共、まずは落ち着いて話し合おう?」
どんどんヒートアップしていく言い争いに、丈は仲裁に入ったが、太一とヤマトから出た言葉が丈を混乱させる。
太一「じゃあ、丈はどう思う?」
ヤマト「どっちに賛成なんだよ?」
丈「ど…どっち、って……」
思わず太一とヤマトを見比べる。
丈「…太一の言っていることは正しいよ。あれに登れば、これからの指針になると思うよ。」
太一「ほら見ろ!」
丈「だけど、ヤマトの言うことも尤もだ!みんなを危険に晒してまで、あの山に登る意味があるのかっていうと…。」
そこまで言って悩む丈に、2人ががくりと肩を落とす。
太一「ともかく!行けるとこまで行こうぜ!!」
ヤマト「だから、違うって言ってるだろう!!」
丈「待
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ