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ハイスクールD×D 新訳 更新停止
第4章
停止教室のヴァンパイア
第94話 裏切者と災禍の盟主と真相
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無い森でその特訓を行っていた少年の前にとあるはぐれ悪魔が不幸にも現れたのでした。当然、神器(セイクリッド・ギア)以外に戦う術が無い少年ははぐれ悪魔に食われてしまう運命しかありませんでした。だが、幸運にもとある賞金稼ぎ(バウンティーハンター)によって少年は救われたのでした。そして、それを切っ掛けに少年はその賞金稼ぎ(バウンティーハンター)と懇意な関係になりました。さて、その賞金稼ぎ(バウンティーハンター)の協力で順調に神器(セイクリッド・ギア)の力をコントロールできる様になってきたある日、悲しい事に少年の両親が不幸な事故で亡くなってしまったのでした」
やっぱり、この話って!
「少年は下の兄弟達を養う為に賞金稼ぎ(バウンティーハンター)になる事を決意する。知り合った賞金稼ぎ(バウンティーハンター)のツテで賞金稼ぎ(バウンティーハンター)となり、瞬く間に力を付けていき、今では同業者や裏の人間の間では知らない者はいない程の実力者となりました。めでたしめでたし」
語り終えるなり拍手をするレイドゥン。
「いかがだったかね?とある神器(セイクリッド・ギア)所有者の少年が闘争の場に出る事で戦いの才能を開花させた物語は?」
「要するにそれって冬夜さんの事なんだろ!」
「Yes!その通りだよ、赤龍帝君♪ 神器(セイクリッド・ギア)以外は普通の少年だった彼は賞金稼ぎ(バウンティーハンター)になった事で三狩王(トライ・イェーガーズ)の一角、魔弾の竜撃手(デア・フライシュッツ・ドラグナー)と呼ばれる程になった。君だって、闘争の場に出れば、もしかしたらだよ?」
冗談じゃねえよ!好き好んで戦いの場に出る気なんてねえよ!
「……御託はそれだけか?」
明日夏が低い声音で尋ねながら刀を構える。
「No!まだ、話は終わっていないよ。今の話は彼、士騎冬夜君を中心にした物だが、この話、別の男を中心にする事で大分変わるのだよ」
「……何?」
「昔々、ある所に一人の男がいました。男はある日、とある少年を見付けました。少年は強力な部類に入る神器(セイクリッド・ギア)を持っていました。男はこのままなんの変哲の無い日常に埋もれさせるのはもったいないと思いました。そこで、男は少年のいる町にいたとある賞金稼ぎ(バウンティーハンター)にあるはぐれ悪魔の情報を与え、そして、そのはぐれ悪魔に少年を襲わせました」
な!?じゃあ、冬夜さんは意図的にはぐれ悪魔に襲われたってのか!?
「だが、はぐれ悪魔の情報を掴んでいた賞金稼ぎ(バウンティーハンター)によって少年は救われました。男はこれで彼は賞金稼ぎ(バウンティーハンター)になる為のツテを手に入れた。次は賞金稼ぎ(バウンティーハンター)なる理由を与えなくてはと思いました」
賞金稼ぎ(バウンティーハンター)になる理由って、冬夜さんのそれは明日夏達を
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