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ソードアート・オンライン死を喰らう者と絶対なる剣士
2第一層ボス攻略会議
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ゲーム開始から1ヶ月過ぎた。死亡者は二千人
まだ、第1層はクリアされていない。βテスターの俺でもボスの部屋まで付けていない
あの後、街では自殺したプレイヤーも居たらしい。
その為、街に残ったプレイヤーが落ち着きを取り戻すには、数日以上掛かった。
「ねぇ、ソウ 今日は第1層のボス攻略会議があるんだよね?」
「……ああ」
「参加するの?」
「……ああ」
「もぉー、ソウ暗いよ?ソウが暗かったら私も暗くなっちゃうよー」
「ごめん」
俺は一言謝り、精一杯笑顔を作る。
「やっぱり、ソウは笑顔がいいよ!」
ユウキには感謝だな……このデスゲームで俺の救いだ
◆
攻略会議が始まった。
現れたのは片手剣使いディアベルと言う青年だ。
「今日は俺の呼びかけに応じてくれてありがとう。 俺はディアベル…職業は、気持ち的に騎士やってます!!」
周りが盛り上がっているな。
「昨日、俺達のパーティーが第1層のボスの部屋を発見した」
この言葉で皆息を飲んだ。
「ちょっと待ちやナイトはん」
会議に乱入してした男は言葉を続ける。
「会議の前に言いたいことがあるんや。 わいはキバオウって言うもんや。 この中に居るんやろ。 元βテスターが。 元βテスターはビギナーを見捨てて街を出たんやろ。 出てこいや」
この言葉に俺は身を縮めてしまう。
「ソウ、気にしちゃだめだよ?」
「……ああ」
ユウキは優しいな……
「発言いいか? 俺の名前はエギル、キバオウさん。 あんた、このガイドブック持ってるいるだろう?」
「それがどうしたんや!!」
「このガイドブックを配布しているのは、元βテスターだ」
「うぐっ」
キバオウは仕方ないと不機嫌ながらも席に着いた。
「…まあちょっとしたハプニングがあったけど、ボス戦の時はあまり私情を持ち込まないようにしてくれ。そうしないと攻略できるものもできなくなってしまう。…では早速ボス戦に向けてパーティーを作ってみてくれ。」
「ソウよろしくね」
「おう。よろしくな」
俺とユウキ……他一人か二人は欲しいな……特にあいつら≠ェいればいいが無い物ねだりはダメだな。
一人や二人で居るパーティーは……
「ねぇ、ソウ あそこの二人も誘わない?」
ユウキが見つけたのは片手剣の青年と赤いローブを着た二人組であぶれ組なのは確かだな。俺達は二人のもとに行った。
「君達も二人パーティーですか?良ければ一緒に組みませんか?」
「いいぜ」
「……好きにすれば」
俺達四人はパーティーを組んだ。青年の名前《Kirito》に見覚えがあった。が、今は聞くべきでは無いだ
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