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インフィニット・ストラトス if 織斑一夏が女だったら
第3話《半IS人間》
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を着ている。
「おはよう。一夏君。」スコールは言った。
「あなたの協力のおかげで、計画はうまく言ったわ。」
スコールが近づいてくる。俺は逃げようとした。だが手がIS訓練機『打鉄』に縛られていて動けなかった。
「でも今、予想外のことが起きているの。」モニターにシャルロット、鈴、ラウラが写し出された。
「私はもう少し強いと思っていたのだけれど、このままじゃ皆、殺されてしまいそうなの。」困ったような顔をする。
「教師の方々を足止めしたのは失敗だったかしらね。」スコールは、更に俺に近づいてくる。
「ねぇ一夏君、このままだと、三人が殺されるのは確実だと思うの。・・・でも、あなたなら助けられるわ。」
「何・・・をいっているんだ。俺は、訓練機ですら走るのがやっとなんだ。俺は、なにも出来ない・・・!」
スコールが笑った。「なにもISに乗る必要はないわ・・・」
ーーなにかを取り出した。丸い・・・光沢のある・・・
俺は教科書で見たものを思い出した。
「これは・・・ISのコア・・・?」
「そう・・・一夏君、あなた・・・《半IS
人間
(
ジェミニ
)
》になってみない?」
スコールがISのコアに何かを刺した。瞬間、コアが液体となり宙に浮く。
「・・・これを飲めばあなたは《半IS人間》になれるわ。勿論、代償がないとは言えないけどね。」
「半・・・IS・・・!?」
俺の腕を縛っていた縄がほどかれる。
モニターに写し出されている三人は、既にISをほぼ破壊されていた。
・・・やっぱり、こいつは危険だ・・・、俺に選択肢が無いことを知りながら、やっているんだ。俺を、実験の材料にしようとしているんだ・・・。
ーー三人に敵が突進をする。もう、避けることで精一杯だ。
目の前には、三人を救う希望がある。俺が、これを飲めば・・・
ーーモニターには敵が写っている。煙の避け方から砲身の透明な衝撃砲《龍砲》、右肩にラウラのレールカノン、形としてはシャルロットの機体に似ている。下半身は少女のそれのような細さだというのにに無理にそれらをつけているため、足が震えている。
俺は、敵の足にヒビが入っているのが見えた。
あそこに、一撃を加えられれば・・・
俺は走りだし、『打鉄』に乗り込んだ。
「あら・・・」スコールがこちらを見ているが、なにも言わない。
俺はアリーナ内へ走り出した。
「ああ、もう!どうすんのよこいつ!」
「とりあえず、先生方が来るまで、耐えるしかないよ・・・」
「また来るぞっ!」ラウラがAIC-慣性停止能力-で『それ』の動きを止める。
そこにすかさず鈴は《龍砲》をシャ
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