狂乱者−バーサーカー−part1/闇に誘われる少年
[14/14]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
ない。あくまで他人の力じゃないか。シュウから奪い取ったそいつだって同じだ。あいつのものであって、あんたのもんなんかじゃない」
「違うね。こいつはもう僕の手の中にある。だから僕の力なんだよ」
「……」
マチルダは目を細める。だんだんと胡散臭さをサムに対して覚えていった。
「だったら、その鞘を引き抜いてみなよ」
「あれ?いいんだ?これ引き抜いたら、この力は完全に僕のものだって証明されちゃうんだよ?」
「いいから、さっさと引き抜いて見せな」
挑発するマチルダに、何かひっかけられようとしている気がしたサムだが、遠慮なくエボルトラスターを両手でつかみ、鞘から引き抜こうとした。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ