狙われたルーシィ
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ココさんは二人を追いかけようと走り出す。だけど、
「行かせない!!水竜の翼撃!!」
「フリーラン、サイト!!」
俺がココさんを止めようと魔法を放つとココさんはそれをジャンプしてよけ、頭の上を飛び越えていく。
「飛んだ!?」
レビィさんたちもその跳躍力に目を疑う。ココさんはそのまま、近くの崖の壁に重力を無視して着地する。
「8点、9点、9点、10点!!」
「なんだありゃ・・・」
「フリーランって確か・・・」
「競技用の魔法だったな。ケガ人続出で禁止されたはずだぜ」
ワカバさんがフリーランについての説明をしてくれる。その間にココさんは壁をどんどんかけ上っていく。
レビィさんがそれを止めようとするが、ヒューズの魔法によって邪魔されてしまう。
その後もマックスさんやラキさんも一緒に交戦するが、ことごとくシュガーボーイのスライムに邪魔されてしまう。
「うおっ!!」
「きゃっ!!」
戦っているうちに、マックスさんたちがスライムに捕らえられてしまった。
「どうやら、ココが追った二人のどちらかがルーシィ・ハートフィリアって感じだね」
シュガーボーイが冷静に分析していると、その背後から大きくなったリリーが斬りかかる。しかし、それもスライムで防がれてしまう。
「ん〜〜、やっぱり君も大きくなるのねネコちゃん」
「何!?」
リリーがシュガーボーイの言葉の真意を聞こうとしたら、
「俺じゃねぇ!!」
突然現れたナツさんに殴られてしまう。
「獣王の魂!!」
エルフマンさんがヒューズに殴りかかるが、指揮棒で操られてマカオさんとワカバさんを殴ってしまう。
「じれってぇ・・・なんつうかすっげぇやりづれぇ・・・」
「スッゲェはうちの口癖!!とったらダメじゃん!!」
「やっかましいじゃん!!ちゃんと戦えよてめぇら!!」
ナツさんとヒューズはなぜか口癖のことで言い争ってるんですが・・・
「マリーヒューズ、俺たちに残されている時間は限られている」
「わかってるさ。うちらもルーシィを追うとするじゃん」
「いかせぇねぇよ」
「カハッ!!うちの指揮術の前では、何人であれ従順じゃん!!」
ヒューズが指揮棒を振るとナツさんは自分で自分を殴ってしまう。
「うわぁ、ナツさんが・・・」
「厄介な相手ねぇ」
「てか抜けない・・・」
「どうなってるのこれ〜」
ちなみに俺とシャルルとセシリーはスライムに取り込まれそうになっているウェンディを引っ張り出そうとしている。でもスライムの粘着力高くて全然抜けねぇ・・・
「はい、終ーわったぁ」
ヒューズが指揮術でナツさんに地面を思いっきり殴らせると、辺りが爆発し、次に視界が回復した時には
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