狙われたルーシィ
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し・・・心配要らないのかな?ミラさんが苦しそうなだけでエルフマンさんとリサーナさんは大丈夫そうだし。
「なんなのあれ!?」
「粘液が意思を持っていると言うのか!?」
「この感じ・・・みんな!!触っちゃダメよ!!」
ウェンディたちも上空に逃げていたらしく、地上にいるナツさんたちにそう叫ぶ。
「あなたがギルドマスターでしたね?ケガ人が出る前に彼女を差し出しなさい!!」
シュガーボーイの攻撃に皆さんが逃げ惑っている隙に、ココさんがマカオさんに蹴りを何発も放つが、マカオさんはそれを防御する。
「ガキを殴る趣味はねぇ!!」
「私大人です!!」
二人ともなんかどうでもいいようなこと言い合ってるけど・・・そんなことなど関係なしに煙がココさんに飛びかかる。しかし、ココさんは空中で回転しながらそれを全て避けた。
「甘ぇこと言ってんじゃねぇぞマカオ!!こいつらは敵だ!!」
「マスターって呼べっての!!」
マカオさんとワカバさんも言い争ってる暇はないんじゃ・・・
「そんな攻撃、私には当たりませんよ」
ココさんはマカオさんたちを見下ろしながらそう言う。なんとココさんはギルドの鐘のある塔の側面にくっついていたのだ。
「どうなってんだありゃ!?」
「めんどくせぇ・・・」
二人がそう言うと、今度はココさんを紫の炎が攻撃する。
「この野郎ぉー!!」
その攻撃はロメオの物だった。ロメオは次々とココさんに炎を投げつけるがそれはココさんに交わされ、全てギルドへとぶつかってしまう。
「やめろって!!」
「ただてさえもボロいのに」
ロメオの攻撃がギルドに当たってしまうのでマカオさんとワカバさんはロメオくんを止める。すると、シュガーボーイのスライムに3人は飲み込まれてしまう。
俺たちはひとまず、セシリーたちの魔力の消耗を考えて高台へと逃げ込むことにした。
「どうする〜?」
「どうするって言っても・・・」
「あれ!?ナツさんは!?」
セシリーとハッピーがなんとかしようと作戦を考えていたが、ウェンディがいの一番に暴れていそうなナツさんが全く暴れていないことに気づく。俺はナツさんの方を見ると、なぜか真っ白になって岩に寄りかか座っているナツさんがいた。
「ナツさん!!」
「どうしたの〜!?」
「まさか、今ごろラクサスとの決闘のダメージ!?」
「すごい時間差・・・」
「そんなバカな・・・」
ナツさんが白くなっているのを心配するウェンディとセシリーとシャルル。俺とハッピーはあまりの時間差に呆れていた。
「スッゲェこいつらおもしろ過ぎ!!」
「スパイシーなストリームだねぇ」
ヒューズは腹を抱えて大笑いし、シュガーボーイは手も足も出ない俺たちを見て得意
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