狙われたルーシィ
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人に見覚えがあることに気づく。
「あれ?シリル、この人・・・」
「えっと・・・確かこの人は・・・」
「クイーンシャゴットだっけ?」
「じゃなくて」
ナツさんはその女の人を見てボケをかましたけど、クイーンシャゴットはエクスタリアの女王でエクシードですからね?確かこの人は王国軍の・・・
「ココ!?」
俺たちの後ろからやって来たルーシィさんが女の人の名前を言う。そうだ!!ココさんだった!!いまいち関わりがなかったから忘れてた!!
「久しぶり!!てかどうやってアースランドに来たの!?」
ルーシィさんが質問すると黒髪と前髪が白の女の人が「カハッ」と笑う。
「どうやらうちらスッゲェ人違いされてるみてーじゃん?」
「ん〜〜、構うこたぁねぇよマリーヒューズ」
「早く仕事にかかりましょう、シュガーボーイさん」
「ヒューズ・・・?」
「シュガーボーイ?」
3人組のそれぞれの名前を聞き、ナツさんとルーシィさんが驚いている。
「王都の遊園地で戦った奴らか!!」
「言われてみれば、どことなく面影が・・・」
どうやら二人はこちらの黒髪の女の人とリーゼントの男の人を知っているらしい。この人たちもエドラスから来たのか?
「てかお前男だったろ!!なんで女装してんだよ!!」
「うちこいつ嫌いじゃん・・・」
ナツさんに指を指された女の人は肩をピクピクと震わせながらそう呟く。え?男なのこの人?
「ところで、あの・・・」
「あんたら何しに来たんだ?」
「ここは私たちのギルドよ!!」
ウェンディ、マックスさん、ラキさんがそう言う。
「カハッ」
「ん〜〜。噂通りショボい魔導士たちだね」
「何ー!!」
「なんだとオッサン!!」
ナツさんと俺はシュガーボーイの言い分に腹を立てる。いきなりショボいなんて失礼じゃないか!!
「うちらの要求はただ1つ。ルーシィ・ハートフィリアを渡してもらおうじゃん!!」
「ええーー!?」
「渡せ・・・だなんて」
ヒューズという女(男?)の人にそう言われルーシィさんは驚いて声をあげている。
「うわ・・・初めて見たよ生プロポーズ」
「こんないっぱいの人の前で言うなんて・・・大胆〜」
「「違うわよ(じゃん)!!」」
ハッピーとセシリーのボケに突っ込みを入れるヒューズさんとルーシィさん。てか今のがどうやったらプロポーズに聞こえるんだよ・・・
「隠しても無駄ですよ!!」
「ルーシィ・ハートフィリアがこのギルドにいることは分かってるじゃん」
「ん〜〜。さっさと名乗り出た方が身のためだよ、ベイベー!!」
3人はそう言うけど、なんでルーシィさんを?
「いきなり出てきて大層な口叩いてくれるじゃねぇか」
「俺はここのマスタ
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