〜紅霧異変〜
〜夕弥視点〜
その5
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だと答えると、弾幕ごっこしようぜ!
……そして、現在に至る。
何故「磯野!野球しようぜ!」のノリで来たのかは分からない。
俺はスペルカードのレーザーと、追加の弾幕を見極めて、素早く避ける。
破弾しない様にしている物の、少々キツい。
魔理沙はパワーを重点として弾幕を放っている為、速度もそれなりに速い。
しかも、量が手加減する気も無い程に多い。
……面倒だ。
そう思いながら、この戦の突破口を探す。
……スペルカードは三枚。
それを耐えきるか、強制的に解除させなければ、この弾幕ごっこは終わらない。
あまり長引かせたくないと思った俺は、閃いた。
……『写す程度の能力』ならば、突破出来るのでは無いのか、と。
それを考えた俺は、どうするか考える。
何を写す?……霊夢とステータスを。
詳しくするならば、博麗 霊夢自体を写す。
能力も、ステータスも、全て。
……やってみるか。
弾幕から避けていた足を止め、俺は能力を使用する。
「……博麗 霊夢の力を、自らへと『写す』」
能力を使用した刹那。
周りに眩しい閃光が走った。
その光に、皆は目を瞑り、目を隠し、耐える。
そして、その閃光が収まり、皆は目を開く。
……皆は目を見開き、驚愕する。
何故なら其処には、
博麗 霊夢に似た様な髪、目をした少年がいたのだから。
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