第5話 ナンパ?
[1/4]
[8]前話 前書き [1]次 最後
そうこうしている内に、すっかり昼時の時間になっていた。
サツキ『≪ギュルルルル〜〜≫お腹すいた……。』
サツキのお腹が鳴った。
諸葉『もう、昼飯の時間だからな。』
麻耶『それじゃあお昼にするのです。≪ニパッ≫』
百地『とはいえ……。』
ソフィア『実戦部隊隊員とはいえ、手持ちはそんなに温かくありまセーン。』
静乃『なら、私が出そうかしら?』
レーシャ『どうせ餌付けする気だろう?』
静乃『あら、ばれたかしら?』
サツキ『ならば絶対お断りよ??』
『『『(怖い……。)』』』
諸葉達はお昼にしたかったが、いくら実戦部隊隊員でも、手持ちはそんなに温かくはない。静乃がお代を出そうと言ったが、レーシャは静乃の企みを見抜き、サツキは断った。他の女子生徒3人は、そんな彼女達を見て怖いと思った。
因みにこの女子生徒は、ショッピングに同行して来た諸葉のクラスメイトの女子生徒の事だ。
ーーーー
一木『なら私が出そうか?手持ちは結構あるから。大丈夫、餌付けとかそんな事はしないから。』
諸葉『ならば、お願いするよ。』
と言う訳で、諸葉達は一木の奢りで昼食を摂る事にした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして諸葉達がレストランに入ると…、
『『『『『……。』』』』』
従業員からお客までの全員が、諸葉達に見惚れた。
諸葉『またか……。』
サツキ『どうせ私達じゃなくて……。』
レーシャ『芝山の事だろうな。』
静乃『としか言えないわね。』
『『『『うんうん。』』』』
一木『……。』
諸葉達は、一木を除いて疲れた様な表情をした。
見惚れている相手が誰だか、検討がついていたからだ。
ーーーー
『あの男性服の娘、綺麗ね〜〜。』
『本当、モデルさんみたい。』
『ね〜〜。』
諸葉達が察した通り、注目されていたのは、やはり一木。
諸葉達にとって、見慣れたといえば見慣れた事。
だが見る度に疲れが出て来る。
ーーーー
その時、従業員らしき女性店員が、諸葉達の元に歩み寄った。
『いらっしゃいませ。席にご案内致します。』
従業員は深々とお辞儀して、諸葉達を席に誘導した。
従業員が誘導したのは、通りから店内を見渡せる窓際の席だった。1つのテーブルに4人座れる所で、1組目は諸葉,サツキ,静乃,レーシャ、2組目は百地,ソフィア,麻耶、3組目は一木と女子生徒3人となった。窓際の席の為、通りを歩く通行人から諸葉達の姿はハッキリと見える。
『『『『『……。』』』』』
やはり通行人からの目に止まる。サツキ達もとより、一木に見惚れているのだろう。諸葉達を見てから、店内に入って行く人も少なくない。
ーーーー
『『『『『……。≪ゴオオオオ〜〜〜≫』』』』』
同時に、女性を連れていな
[8]前話 前書き [1]次 最後
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ