第152話 劉表動く
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まい。こうなっては劉車騎将軍にお力添えしていただく他あるまい。そのためにも荀侍中は上手くやってくれることを願うしかあるまい」
劉表は妖艶な笑みを浮かべた。
「劉車騎将軍は野心強き方のようだ。領地を統治できる手駒は幾らでも欲しいはず。袁太守は才気溢れているがまだまだ幼い。彼女が広大な荊州を統治するのは無理だろう。私が入り込む余地は十分にある。それに同じ劉氏。そう悪い扱いは受けないだろう」
人の気配のしない部屋の中で劉表は一人笑みを浮かべ笑っていた。
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