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英雄は誰がために立つ
Life10 防衛戦
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先ほど気付いたばかりだったのだ。
 しかし、なら連絡して連れ戻せばいいのだが、何かの要因によって通信妨害されている上に、城内のある一室とゼノヴィアの修業地付近と繋がっていた転移魔法陣が何故か消滅していた。

 「兎に角、連れ戻しに行きましょうよ、リアス!(わたくし)達の体力や魔力もある程度回復したでしょう!」
 「・・・・・・そうね。行きま――――」

 ギリリリリリリリリリリリリリリリッッッ!!!

 ゼノヴィアを迎えに行こうとした時に、この広間の一角から激しい金切音が鳴り響いた。

 「な、何!?」
 「あれは、士郎がお母様とお父様に送った盾・・・?」

 この金切音の激しさに耳を塞ぎながらも、何故音が鳴っているのか疑問を呈する。

 「そういえば士郎は確か、あの盾は持ち主に危険が迫ると金切音が鳴り警告するって・・・!」
 「と、言う事は・・・」
 「お母様が・・・・・・危ない!?」

 金切音の警告により、動揺と不安が入り混じった感情がリアスを掻き立てた。
 ヴェネラナ・グレモリー及びゼノヴィア・クァルタに不気味な魔の手が迫っていた。
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