第4話 模擬戦
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星!」
「はい、ライ!」
「ルシフェリオン………」
「きょっこーーざん………」
「「ブレイカーーーー!!!」」
二人の最大威力のある攻撃を息のピッタリあったコンビネーションで放つ。
「なっ!?あいつらいつのまにあんな攻撃…………」
『マスター、転移間に合いません!!』
「ちっ、ディストーションフィールド最大出力!!」
『イエス、マスター!』
最大フィールドでシールドを展開する。
二つの攻撃は激しい衝撃波を発生させながらブラックサレナに直撃した。
「どう………なった?」
「さすがのレイでもこれなら………」
視線の先には装甲がボロボロになりながらもそこに立っている零治がいた。
「………驚いた、合体魔法か………出力全開でもこのざまか。それに…………」
頭上ではさらにエクスカリバーを放つ準備をしている夜美がいた。
「念には念をだ」
「…………俺の負けだな。これ以上ダメージ食らっちゃ三人には勝てないわ………」
そう言って地上に降りてバリアジャケットを解除する零治。
それを見て…………
「「「やったー!!!」」」
大いに喜んでいた三人がいた。
「だけどさ三人とも大人げないと思うんだよな………」
「悪かった………」
「あはははは………」
「すみません………」
「コンビネーションよく攻撃してきたからこっちは攻撃できなかったし………」
草原に座り込みのの字を書き続けている。
『ボソンジャンプの事を詳しく知っている相手だと簡単に攻略されますからね………』
「なんだよ、もう少しデバイス強くならないのかよ。レベルアップみたいに………」
『私はデバイスですよ…………』
「あ〜あ、まだ魔王様の方が優しかったな…………」
「………それは聞き捨てなりませんね」
この場の空気が変わる。星のまとっていた雰囲気が一気に変わった。
その変化にライや夜美も顔をひきつる。
当然、いじけていた零治もぱっと正座に変わる。
「私があの女に劣っていると?」
「いえ………決してそのようなことは…………」
「………ライあなたはどう思う?」
「は、はい!!星の方が100倍優しいです!!」
「…………夜美は?」
「わ、我も当然星だな……」
無理やり言わされた感を感じるが、星は満足そう顔をした。
「それはそうでしょう。あの女より劣るはずはありません」
なんでそこまで高町を毛嫌いしてるんだ?
高町顔負けの怖さだぞ…………
「レイは分かってないみたいですね。少し“おはなし”しましょうか………」
「いや、ちょっ
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