超法律組織NERV
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MAGIを開発した天才科学者赤木ナオコ博士、世間体では事故死とされているの。原因ははっきりと公表されてないんだけどそれは、ネルフの十八番である情報操作によったデマ。本当は自殺、発令所の最上階オペレーターのコンソールから飛び降りたんだけどね。
後に日向君が仕事するところから…。
「もうこんな時間、悪いわね。私、仕事に戻らないと」
「私の方こそすみません。忙しいのに時間割いてもらって」
「いいのよ。私がいいだしたことなんだから。ゲートまで送っていくわ」
先輩に送って貰った後、私は電車の社内でノートパソコンと睨みあっていた。
「特務機関ネルフ…セカンド・インパクト直後に国連直属の組織として設立され、機密の情報や資料を取り扱う…か。設立当時からネルフだったの? しかも、このロゴは一体…」
特務機関NERVの公式サイトに出てきたのは、私もよく知るいちぢくの葉に隠れたNERVの文字。その後ろにリンゴ?が逆さまになっているマーク。
「セカンド・インパクト直後に設立? 前身であるゲヒルンは?」
検索ワードに『研究機関 ゲヒルン』と打ち込みエンターキーを押す。
『該当する言葉がみつかりません』
「…」
情報が消去された?いや、元々ゲヒルンなんて組織がなかったのかも…その可能性のほうが高いわね。
「私のいた世界とかなり変わっている…ここからは前世の記憶は頼らない方がいいのかもね」
サラにも伝えないとね。私より早く気づいていると思うけど。
一方ネルフ本部内
「赤木博士…」
. .
「あら、どうしたのレイ」
「今日何かありませんでしたか?」
いつもは、無口なレイが向こうから話しかけてきたことに驚くリツコ。
「いえ、なにもなかったけど。どうかしたの?」
「いえ」
そうとだけ言うとスタスタと歩いて行った。
「なんだったのかしら」
[赤木博士、碇司令がお呼びです]
「(はっ)いけない」
リツコも慌てて通路を歩いていく。
レイはというと…
. . . .
(私に似ている…あの人はだれ?)
感情を持たないレイが好奇心という感情を持ったその対象はリツコに誘われたマヤ。
人類の母であるリリスの分身体でる『綾波 レイ』には直感で彼女の存在がわかってしまったのだ。
「ふわぁ〜眠い…」
当の本人は気づいてない…
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