怒濤の対決、ナツvs.ラクサス
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悪いのはケンカを吹っ掛けたナツさんとガジルさんだし、それに乗っちゃったラクサスさんも悪い。つまり俺たちに非はない!!・・・とここは信じよう。
「どうかしたのかね?」
「「「「!!」」」」
俺たちがそんな話をしていると、前方から探していたマカロフさんが姿を現す。やっと見つけた!!
「マスター!!」
「やっと見つけました!!」
「もう!!私たち昨日から散々探したのに!!」
「どこにいたんですか〜?」
俺たちはマカロフさんにそう言う。でもひとまず見つけることができてひと安心ですね。
「なんかあったのか?」
「実はですね・・・」
「ナツさんとガジルさんが、ラクサスさんと決闘するんです!!」
俺たちはマカロフさんに伝えなければいけないことを伝えると、
「なんじゃとぉーー!!!?」
マカロフさんは目が飛び出るんじゃないかってぐらい驚いていた。驚きすぎです。
「ナツくんたちの決闘を聞き付けたギルドのみんなが盛り上がっちゃって〜」
「決闘場所の南口公園はお祭り騒ぎよ」
セシリーとシャルルがそういうとマカロフさんは・・・
「そんな金・・・どこから出したんじゃ・・・」
「そういえば・・・」
まさかの決闘よりもお金の心配をしていました。今うちのギルドは財政難なのに、どうやってあの屋台とかステージとか作ったんだ?意味がわからん。
「って、そんなことより!!」
俺は変わりかけた話題を強引に修正する。
「とにかく来てください!!」
「この決闘を止めないと!!」
「うむ。わかったわい」
俺たちは急いで決闘場所の南口公園空の木へと向かった。
「シリル、見える?」
「うん。今始まるところみたい」
俺たちは南口公園に走っているのだが、どうやらラクサスさんvs.ナツさんが始まってしまうようだ。俺はそれを目を使って覗いている。
「うぅ・・・間に合わなかった・・・」
ウェンディは決闘を止めることが叶わず、落ち込んでいるように見える。
「大丈夫だって。最悪決闘中にでも止めれれば」
「・・・そうだね」
俺はウェンディを励まし、ウェンディはそれで笑顔を見せる。
さてさて・・・あの二人の対決はどうなることやら・・・
俺は再び目を使い、勝負を見ながら公園へと走る。
すると、二人は互いににらみ合い、魔力を高めていく。
そして、炎を纏ったナツさんがラクサスさんに殴りかかったが、
「なっ!?」
「な・・・何?」
「どうしたのシリル〜?」
「いきなり変な声出さないでよ」
俺がラクサスさんvs.ナツさんの結果を見て思わず変な声を出して
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