怒濤の対決、ナツvs.ラクサス
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。
「ガジルくん!?」
「あの人何やってるですか!?」
ガジルさんって明日ラクサスさんと決闘のはずでしたよね?それなのにこんなところで歌なんか歌ってていいわけ?
ビロロ〜ン
「今日は、俺のために集まってくれてありがとう」
ガジルさんはそう言うけど、すでに会場のボルテージはさっきのミラさんの登場時よりも明らかに下がっていた。気づいてガジルさん!!
「じゃあ、リクエストに答えて、俺の作った曲を。『ベストフレンド』聞いてくれ」
ガジルさんはそういってギターを弾きながら歌を歌い始めました・・・でも・・・
「ひ・・・ひどい・・・」
「聞くに耐えない雑音ね・・・」
「俺とあんまり変わんないじゃん・・・」
俺たちはガジルさんの歌を聞き、あまりの下手さに呆れていた。しかし、このお祭り騒ぎ・・・どうするべきかなぁ・・・
「シリル!!手伝って!!」
すると、ウェンディが俺の手を掴んで走り出す。
「どうしたの?」
「マスターを探すの!!」
ウェンディの言うマスターはマカロフさんかな?なんだかマカオさんとマカロフさんでどっちをマスターって呼べばいいか迷うなぁ・・・その結果俺は二人とも名前で今のところは呼んでるんだけど・・・
「なんでマスターを?」
「だってマスターはラクサスさんのおじいちゃんでしょ?だったらラクサスさんを止めてくれるかもしれないし!!」
なるほど!!確かにマカロフさんならラクサスさんを止めてこのケンカ騒ぎを何とかしてくれるかも!!そうと決まれば・・・
「よし!!急いでマカロフさんを探そう!!」
「うん!!」
俺たちはこのケンカ騒ぎを止めるため、マカロフさんを探すことにした。
翌日の朝・・・
「やばい・・・全然見つからなかった・・・」
「うぅ・・・」
俺たちはマカロフさんの匂いを頼りに森の中に入ったのだが、マカロフさんの姿が見当たらない・・・もうすぐ決闘が始まっちゃうかもしれないのに・・・
「どうしよう・・・あの場を納めるために、「勝負は明日!!」なんて言っちゃったけど・・・」
「ここまで大事になるなんてね」
「でもあのチョコバナナ美味しかったよ〜」
「そういう問題じゃないんだよ」
ウェンディは責任を感じているのか、顔を俯かせる。
「こんなつもりじゃなかったのに・・・」
「気にしなくていいよ、ウェンディ」
俺はウェンディの肩にそっと手を回し、慰める。
「こうなっているのは、全部ナツさんたちが悪い!!」
「「こいつ言い切った!!」」
俺の言葉にシャルルとセシリーは驚いている。いや、だって
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