Another2 異世界
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
少しすると雪が降り、猛吹雪となる。
やはり寒いと、もう少し厚着にすればと後悔した大輔。
大輔「ブイモン、フレイドラモンに進化してくれよ」
ブイモン[下らないことで進化させないでくれ]
大輔「下らないとはなんだ。こう寒いと凍えそうなんだよ」
アインス「ふむ、しかし大輔は体温が高いな。ホッカイロみたいだ」
大輔「人をカイロ扱いすんな!!!!」
アインス「ところで大輔。そろそろ雪が止む頃ではないか?」
大輔「ん?ああ、多分な」
アインスから離れた後、チラリと空を見上げると、吹雪が止んだ。
アインス「それで?次はどうなるんだ?」
大輔「次はオーロラが出て来る。俺達の時や太一さん達の時と何も変わらなければの話だけどな」
ブイモン[お?大輔、アインス、ロップモン。オーロラだ。見ろよ]
ブイモンに促され、空を見上げる大輔、アインス、ロップモン。
確かに空にはオーロラが。
大輔「アインス、デジヴァイスをオーロラに向けるんだ」
アインス「分かった」
大輔の指示に従って、アインスもデジヴァイスをオーロラが出ている空に向けた。
デジヴァイスの反応をキャッチしたデジタルワールドへのゲートは大輔とアインスを招待する。
異世界デジタルワールドに。
大輔達の戦いが始まる。
そして大輔とアインスがデジタルワールドに向かう、数週間前。
賢は父の忘れ物を届けに行く名目である場所に向かっていた。
賢「確か、ここだったな。及川由紀夫さんのいる部署は」
軽くノックをした後、部署に入る。
賢「すみません。」
「ん?君は?」
この部署の人間であろう男性が賢を見遣る。
幼い時、一番印象に残っていた時に見た時よりもまだ若々しい。
賢「及川由紀夫さん…ですね?あなたにお話があります」
及川「…?」
賢「出来ればあまり人目のないところで…」
賢は最悪の事態を避けるために、早い段階での及川と邂逅していた。
賢「(頼んだぞ、ルカ…)」
今頃イギリスで及川を追い詰めるきっかけを作ることになる火田伊織の父親、火田浩樹の死を回避するために動いているルカ。
過去に戻った影響かは分からないが、フェイト達の年齢も若干変化していた。
フェイト達は8歳。
ルカ、ギンガが7歳等変化している。
いくら肉体的には幼くてもルカは戦闘に特化しているからいくらテロリストであろうと何だろうと一般人ごときに負ける筈がない。
強いて不安を述べるなら逆にテロリストを殺したりはしないだろうかということくらいだ。
しばらくして誰も
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ