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IS インフィニット・ストラトス〜普通と平和を目指した果てに…………〜
number-31
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既に体制がついてしまっていた。それでも役得なのは役得だった。
束が捕まったことを確認したら、エンジンを2回、3回と蒸かして動き出すとあっという間に日本本土に向かって消えていった。
その二人の様子を校舎から悔しそうに見ているのは千冬。羨ましそうに見ているのは真耶。
千冬は束の服装と表情を見て驚き、真耶はあの清楚な女性が束だということに気付かずに見惚れて、少し憧れを抱いた。
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