暁 〜小説投稿サイト〜
IS インフィニット・ストラトス〜普通と平和を目指した果てに…………〜
number-31
[3/5]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
断ち切る。
過去に振りかえっても、もう何も変えられない。ならば今すべきことは、今の自分に何が出来るのかだ。
◯
ストライク・ワイバーンズ。
元々はアメリカ陸軍で秘密裏に設立された特殊独立強襲部隊。
世界各国の紛争に回収して終わらせることを目的に作られたが、介入先の紛争で部隊長がミスを犯し、一人を除いて殉職したことが確認された。この失態を隠ぺいするために部隊を解散し、生き残った隊員一名を依願退職という形を取らせ、実質の除名処分。
その隊員が立ち上げたNGO法人が特殊機構独立強襲部隊――――ストライク・ワイバーンズである。
創立1982年。創始者、クリストファー・アンダーソン元陸軍中尉。
だが、これも長続きせず、2007年に代表であるアンダーソンが紛争で殉職したのを機に解散した。
解散時メンバー。
代表、クリストファー・アンダーソン。
レンティア・フレイドーラ。スコール・ミューゼル。国立凜香。レーナ・ヴェルヴァーツェン・ヴェイバー。御袰衣蓮。篠ノ之束。以上七名。
アメリカ陸軍所属時メンバー。
部隊長、エイブラハム・トンプソン。
副部隊長、コリー・ガルシア。
アレキサンダー・クーパー。ジャック・ベネット。トーマス・ウォーカー。ベンジャミン・ファイルス。クリストファー・アンダーソン。以上七名。
◯
千冬が亡国機業の核心に近づきつつある頃。そんなことは露知らず、蓮と束の二人はあてがわれた個室で寛いでいた。束もこの暑さのせいかいつものアリスのような服装ではなく、タンクトップ一枚にミニスカートとニーソックス。しかもブラをつけていないようで先ほどから歩くたびに大きな胸が揺れる。しかも少しはだけているものだから、妙に艶めかしい。
しかし、そんなことを気にする蓮ではなく、エアコンも効いていてかなり涼しいこの部屋で上はまだいいが、何故ニーソックスなのかが気になる蓮であった。いつも頭につけているうさ耳カチューシャも取って軽く結っていた髪もすべて解いて、いつも見ない姿に新鮮さを感じていた。
寛いでいる二人が何をしているのかというと、単純に対戦型格闘ゲームをしていた。お互いに無駄なスペックを使ってかなりの激闘を演じていた。
束は言わずもがな、蓮もこの手のゲームは得意な方だった。むしろ苦手なジャンルの方が無い様に思える。
ゲームを1対1モードから大乱闘モードに切り替えてオンラインを活用して全国の猛者たちとずっと戦っている。ついさっきまで世界2位を相手に束が優位に進めていたが、4人目が邪魔してきたため、蓮もそれに加わって実質的なタッグバトルを制してきたところであった。
ちなみに二人のアバターの勝率は80%オーバー。いろんな要素が入ってこの記録になるが、一番
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ