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BloodTeaHOUSE
悪夢は闇鍋?
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。心の一部が食べられちゃうみたいだよね。

「そこまでのアフターケアはできない。ぼくが食べるのはその時の悪夢だけ」
「それだったら食べてもいいよ」
「悪夢を見なくすることはできないのに?」
「夜に見る夢だって、わたしの一部分だもん。全部食べられちゃうのは嫌だよ」
「へえー、キミって変わってるねー」
「感じる心を大切にするのは、香澄ちゃんらしいと思うよ」

飛白にくしゃりと頭を撫でられて、ちょっと照れくさい。

「それよりさ、せっかくだから闇鍋に挑戦してみない?悪夢の味に似てるかもしれないよ」
「えっ!そ、それは、その‥‥」
「香澄ちゃんは人間だから悪夢の味は体験しない方がいい」
「人間が食べられないものは入れないから食べてみろよー!」
「裏子ちゃん、彼女を殺す気かい?」
「なにおー!意外とウマいんだからな!なんだったらアタシも食うぞ!!」

ごめん、裏子‥‥裏子スペシャルはともかく、闇鍋だけはできればずっと遠慮しておきたい。














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