第7話
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く無かったの。だからきっと、この魔女はチーズが弱点なの。」
そう、あたしは可愛らしくウインクしながら言った。
「いや、何そのぶりっ子キャラ!あんたまた性格変わってない!?」
た、確かに他のキャラなりとは違って、アミュレットクローバーだけはいつもちょっとだけ性格が変わるけど。今はこれで魔女を何とかしないと。
そう思って魔女の方を見ると、魔女はヨダレを垂らしながらチーズケーキをガン見してた。え?何で?
そうやって首を傾げていると、魔女はまた大口を開けながら物凄い勢いで突っ込んで来た。
「って、嘘おおおおおおお!?」
あたしが慌ててチーズケーキから離れると、魔女はそのままチーズケーキに貪りつく。
「ちょっとスゥ!どうなってんの!!話が違うじゃん!!!」
『おかしいですねぇ?』
どう見てもあれ、チーズケーキが大好物じゃん!別の意味で弱点じゃん!!ああもう!これじゃあ、どうやったらやっつけられんの!!
「日奈森さん。」
その時、マミさんが私に話しかけてきた。
「チーズケーキ、もう一個出す事は出来るかしら?」
「え?出来るけど、意味が無いんじゃ?」
「大丈夫。私にいい考えがあるわ。」
マミさんの作戦通り、あたし達は魔女から遠く離れた所で魔女がチーズケーキを食べ終わるのを待った。そして、チーズケーキを食べ終わった途端、もう一度チーズケーキを出す。
「チーズケーキ、もう一ついかが?」
すると、魔女はこっちに向かって来た。それを確認すると、キリカがチーズケーキを鉤爪に引っ掛けて魔女に向かって投げた。
「そんなに欲しければ、あげるよ!!」
それを見た魔女は避けるどころか、むしろ大口を開けて待ち構える。でも、それがあたし達の狙い!
「ティロ・フィナーレ!!」
そして、マミさんが必殺の大砲を発射した。それはチーズケーキを貫いて、その向こうに居た魔女の口の中に飛び込んだ。そのまま、魔女の体内で爆発し、魔女は木っ端微塵になる。
やっと倒せた。ホント苦労したし、何度死ぬかと思ったことやら・・・
『チーズケーキ、勿体無かったですぅ。』
スゥは、チーズケーキをあんな風に使っちゃった事に不満があるみたいだけど。
そうこうしてる間に、結界が消えて景色が元に戻った。これで戦いは終わったと思ったんだけど、そんな事は無かった。何故なら・・・
「この、ちょこまかと!!」
結界の外では暁美さんがナイフ片手に??キャラと戦っていたから。
「??キャラ!?やっと終わったと思ったのに・・・」
キリカは何だかうんざりした様子だ。
「あれが??キャラなの?意外と可愛いらしい見た目ね。」
一方、マミさんは??キャラの見た目の感想を述
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