第7話
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魔女に向けて発射した。
「ティロ・フィナーレ!!」
発射された砲弾は魔女に命中。これで魔女を倒したと、私達が思った矢先。魔女の口から何かが飛び出た。それは、ピエロのような顔をした蛇のように長い身体を持つ巨大な魔女だった。魔女は大口を開けてマミさん達の方へ突っ込んで行く。そして、三人は突然の事態に固まってしまっていた。
「皆!!」
私は弓に矢をつがえて魔女に向かって発射する。それは魔女の目に命中して、魔女は痛みで動きを止めた。
それを見たあむちゃんがマミさんとキリカさんの腕を掴んで魔女から距離をとる。
「ありがとう、鹿目さん。さて、さっきは不意を突かれたけど、今度こそトドメよ!」
マミさんはそう言うともう一度大砲を出した。
「ティロ・フィナーレ!!」
そして、発射された砲弾は魔女の身体に命中して大穴を開けた。今度こそ終わったと思ったその時、魔女の口から同じ魔女が出てきて、元の魔女は消えた。これってまさか脱皮!?
「このっ!ヴァンパイア・ファング!!」
今度はキリカさんが何本も繋げて長くした鉤爪で魔女を切り裂くけど、また魔女は脱皮して再生する。
「これじゃキリがないよ!」
この有様にキリカさんも弱音を吐き始めた。でも、本当にどうすればいいの?
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どうしよう。マジでヤバい。ダメージ与えても直ぐ復活とかズル過ぎるじゃん!こんなのどうやってやっつければいいの!?
「あむちゃん。」
そうやってあたしが混乱している時、スゥが話しかけてきた。
「やっと分かりましたよぉ〜。ここのお菓子で足りない物が何か。」
「は?いや、今はそんなのどうでもいいし!!」
「そんな事はありませんよぉ。結界と言うのは魔女さんのお家。なら、そこにきっとやっつける手掛かりがあるのですぅ。」
「それが、ここに無いお菓子って事?」
「そうですぅ〜。」
「分かった。スゥに任せてみる。」
そして、あたしはキャラなりをランからスゥにチェンジした。あたしの髪型はツインテールに、服は緑のメイド服に変化する。頭にはもちろんクローバーの飾り。その名は・・・
「キャラなり!アミュレットクローバー!!」
「日奈森さんの姿が変わった!?」
それを見たマミさん達が驚くけど、それは置いておいてあたしは“お料理”を始める。
「特製チーズケーキ、召し上がれ?」
そして、あたしは巨大なチーズケーキを出した。
「いや、何でチーズケーキ出してんの!?攻撃じゃないの!?」
すると、さやかがツッコミを入れて来た。
「スゥの話だと、この結界にはチーズを使ったお菓子が全
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