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突発コラボ
SURPRISE FUTURE
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「「ッ!!」」

 途端にルークとリオンは二人から離れた。その隙を突き、二人は煙の中へと飛び込んだ。

「ルーク、この臭い……」

「ああ、刺激臭だ……!的確な判断だ。俺達は鼻がいいからな。鼻を潰されたな。さらにさっきから目が少々痛い。つまり、情報を得られる器官全てが潰されてるときた」

「なら、やる事は一つでしょ」

 ニッとクロエはあくどい笑みを浮かべ、ルークは微笑する。

「ああ、勝利への軌跡……見えた!」

「「電子干渉(スナーク)!!」」



 一方その頃ルーグは走り回り、リオンはじっと煙を見続けていた。

 そして、煙が微妙に広がった。

「来やがった、電子干渉だ!!こっちに……!」

 煙から人のシルエットが飛び出す。それはこちらに向かってきた。

 これは賭け。こっちにクロエがやって来ると言う賭け。

 剣を抜く、瞬時に息を吸って踏ん張った。

「残念だったな、リオン」

 バカな、そんなバカな。コイツに。そんな能力があったのか!?

「俺には人間化がある」

 女ではない。飛び込んできたのは男。

「さぁ、全力で止めに来い!!」

 打ち合う。競り負ける。打ち合う。競り負ける。打ち合う。競り負ける。打ち合う。競り負ける。

 打ち合う。競り負ける。打ち合う。競り負ける。打ち合う。競り負ける。打ち合う。競り負ける。

 打ち合う。競り負ける。打ち合う。競り負ける。打ち合う。競り負ける。打ち合う。競り負ける。

 打ち合う。競り負ける。打ち合う。競り負ける。打ち合う。競り負ける。打ち合う。競り負ける。

 打ち合う。競り負ける。打ち合う。競り負ける。打ち合う。競り負ける。打ち合う。競り負ける。

 打ち合う。競り負ける。打ち合う。競り負ける。打ち合う。競り負ける。打ち合う。競り負ける。

 此処で気付いた。ルークは勝っている。打ち合いには。だが。だがおかしい。

 なぜなら後ろに下がっていくのはルークだったから。そしてようやく、ルークは違和感の正体に気付いた。

(そうか、この打ち合いの間にも学習したか。居合を放とうとしても封じられた。力を込めるタイミングをもう見つけたのか!!)

「面白い、だが……!」

 跳ぶ。本気を出そうと、ルークがもう一度力を込めなおそうとした時――――――――――

 五行が、吹き飛ばされた。

 リオンが笑っている。しかし、その手に武器は握られていない。

「投擲で武器同士をぶつけて吹き飛ばすとは……!!」

「こうするしかできなそうだったからな!さぁ、殴り合いだ!!」

 全力でリオンが駆けだす。だがルークはこのピンチに笑った。

「いいのか?」

 リオンは
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