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突発コラボ
SURPRISE FUTURE
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 ドゴオオオオオオオオオオオオンッ!!

「少しは容赦しろおおおおおおおおお!!!!」

 哀しみはそのまま場外へ。ユキはそれを追って跳んで行った。

「哀しみが死んだ!」

「この人でなしぃ!」

 幸運Eと一緒にすなああああああぁぁぁぁぁ!!

 と、聞こえた気がしたが気のせいだろう、いやきっと気のせいだ。

「おい、アンタ……何がしてぇんだ……」

「お、起きたかい?おはようリオン君」

「つーか、アンタ誰だよ!ここ何処だよ!わからねぇことが多すぎるだろ!?」

 思わずリオンが叫ぶと、感情王はほくそ笑みながらリオンの手を縛っていた縄をほどいた。

「うーん、目的を説明してあげよう!略奪王!!」

「了解した!遠慮なく使うがいい感情王!!」

 略奪王が黄金の渦の様なものを出現させる。

「この俺の……!」

 響き始める轟音。

「最高の闘技場をなぁーーーーーーーっ!!」

 閃光がリオンの視界を包む。そして閃光が晴れると―――――――

「なっ……」

 先ほどまでいた書庫の様な見た目の部屋から突如、全体が闘技場に変わっていた。

 そして視線を上げると教卓の様な見た目の机に脚を乗り上げた感情王が、マイクを持って声を荒げた。

「ハロー皆様!!さーやって参りましたぁ!!第一回チキチキ!SURPRISE FUTURE!!司会はこの私、本名は略奪王しか知らない感情王と!!」

「感情王の本名を唯一知る男、この(おれ)感情王がお送りしてやるわ愚民ども!!」

「同じことしか言っないよなアンタ達!?」

 リオンはすぐさまツッコみ、傍にいたルーグを叩き起こした。

「ルーグ、とりあえずあの二人ぶっ殺すぞ!!」

「状況呑み込めませんけど了解しました!」

 2人が戦闘態勢をとった瞬間、略奪王が立ち上がる。

「たわけ!!貴様達が戦うのは私ではない!!」

「じゃあ誰なんだよ!!」

「後ろを向けぃ!!」

 リオンとルーグが後ろを向く。そこにいたのは――――――――

「「猫?」」

 そう猫。しかもゴロゴロと転がりながら手をなめている。

「あ、間違えた。作者の家の猫を呼んでしまったようだな」

 そう言うと猫は一瞬で消えた。リオンたちは再び二人の王の方を向く。

「もう一度後ろを向け!!」

 もう言うこと聞く必要はないだろう。

 二人はもう殺気丸出し、さっさと自分たちの世界へ帰ろうとしたが、

Oh, nicht mir, Partner? Na, dann(あら、相手にしてくれないの?じゃあ)――――――――――――」

「やるしかないな……!」

 響き渡るは二つの銃声。そし
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