原作開始
クラス代表決定戦
セシリア覚醒
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ない、彼方」
「まさか、アタシまで入ってるなんて驚いてるけどな」
すぐ近くに楓と悠那が来ていた。
「木南、劔森、お前たちはまさか……」
「はい。私は前世で彼方の恋人であり、」
そこで楓は横にいた悠那を見て、
「彼女に殺された木南楓、本人です」
「そしてアタシの前世での名前はユーナ・ソードフォレスト。彼女、楓を殺し、その後彼方によって殺されました」
流石の千冬姉さんも混乱していた。そりゃそうだよな。今ここでは凄まじい人物相関図が展開されているからな。
「ん? ちょっと待て、その話は何時だったか彼方から聴いたことがある気がするぞ。確か、お前が私に剣の在り方を伝えた時に話したのは」
「そう。あの時話した喪った人は楓のこと。そして、俺が初めて手に掛けた敵が悠那のこと。まさか2人に再会できるだなんて思ってなかったけどね」
「木南、劔森、お前たちよく前世で自分のことを殺した奴と仲良く出来るな?」
「それが前世で起こった出来事だからですよ。前世では敵として出会ってしまったけれど、元々彼女とは仲良く出来そうだと思ってましたから。
せっかく生まれ変わって普通に出会えたんだから、前世の分まで仲良くしたいと思いませんか?」
「それも……そうだな」
「アタシも同じ意見です。過去は消せない。けれど、今は創り出すことが出来る」
なるほどね。そういうことだったのか。
確かに、かつてのユーナとは普通に出会っていたならば親友になれる程に気が合った。その証拠に出会ってまだ二日しか経っていないが、一夏たちの様な昔馴染みと同じ感覚でいられる
「そういえば織斑先生、ずっと気になっていたんですけど、篠ノ之さんの篠ノ之って……」
「ああ、篠ノ之は篠ノ之束の妹だ」
『なん・・・だと・・・』
このカミングアウトに教室内に激震が走った!
「つまりはこの教室には有名人の身内が2人もいるということか!!!!」
「世界王者の弟に、天才科学者の妹がいるクラス……ああ、なんて甘美な響き……」
はーい、こんにちわ〜、天災科学者と一緒にIS作った人がここにいますよ〜?
さて、原作では篠ノ之束を嫌っていたために箒はキレてしまう訳だが……舐めるなよ! うちのモッピーは一味も二味も違う!(ドヤァ
「もしかして、すごくISのこと知ってるんじゃない?」
「篠ノ之さん! ISのこと教えて!」
「すまない、私にISのことで教えられることはないのだ。私はあの人ではないし、開発に携わっていたわけでもないからな」
「そっか……」
「しかし! 姉さんの素晴らしさを教えることは出来るぞ! なんといっても私はあの人の妹だからな!」
「本当に!?」
出たー! 公然での堂々としたシスコン発言ー! そこにシビれる!あ
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