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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico27-B竜の脅威〜The 8th task force : Dragon Blood
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開。そして、「ブレイズロード!!」両脚から炎を噴射させた上でブラッド3に向かって駆け出す。
「ハッ! チキンゲームってわけか! ガキのクセに面白いゲーム知ってんじゃねぇか!!」
シールドにガツンガツン当たり続ける魔力弾。カートリッジ無しでの発動だったら確実に砕かれてたわね。と、魔力弾に混じって何か飛んで来たのが微かに見えた。そしてソレは「っ!?」あたしのシールドにぶつかって、さらに砕いてきた。咄嗟に首を傾けて、ソレを避ける。頬を掠って行く何か。左頬に痛みが走る。
(金棒を投げて来た・・・!?)
飛んで来たソレの正体は金棒だった。ううん、問題はそうじゃない。魔力弾を防ぐためのシールドを失った。魔力弾の壁に無防備な体を晒すことになってる。全てがスローモーションに見えてしまってる視界の中、ブラッド3の表情が、勝利を確信した、って笑みになったのが判った。
目の前には何十発っていう魔力弾。それにあたしを轢くのも辞さないって程の速度で突っ込んで来るバイク。恐怖に竦みそうになる・・・はずなんだけど、頭の中はどこかスッキリしてて、恐怖心なんてものが生まれて来ない。今はただ・・・
「(これがラストチャンス!!)はぁぁぁぁぁぁーーーーーッ!!」
――フレアブレード――
「くたばりやがれぇぇぇぇーーーーーッ!!」
勝ちたいって思いだけ。構わず突進を続け、ブラッド3のバイクと3秒としないで衝突するって距離になったところで、剣身を熱して切断力を上げる魔法を発動。全身を掠ってく魔力弾の中を突っ切って、一歩分だけ斜め前に軌道修正して・・・・“フレイムアイズ”を振るった。そしてブラッド3のバイクと高速ですれ違っていって・・・
「うごぉぉぉぉーーーーー!!」
ガッシャーンと派手な轟音を立てて転倒するバイクと、ブラッド3の悲鳴が背後から聞こえた。あたしは急停止して、振り向きながらマガジンを交換しつつ「フレイムアイズ!!」追撃の魔法を発動準備。
≪カートリッジロード! イジェクティブ・・・!≫
「ファイア!!」
銃口から火炎砲撃を発射。ブラッド3は転倒した所為かバイクから離れていて、あたしの砲撃は、錐揉みしながら地面を何度もバウンドして転がるバイクへと着弾。そして爆発。さらにカートリッジを2発ロード。
――フォックスバット・ラン――
陸戦、しかも直線限定の高速移動魔法を発動。これまでは太陽の騎士モードでしか発動できなかったけど、特訓のおかげで通常モードでも発動できるようになった。
そしてあたしは、痛みに悶えながらも立ち上がろうとしていたブラッド3へと最接近して、「フリーズ」“フレイムアイズ”を面前に突き立てる。
「っ・・・! くそっ!」
終わった。とりあえずバインドで拘束して、「こちらアリサ
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