第2話 零治VSなのは
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いた。
高町は顔を赤くして席に着く。そして俺を睨む高町。
…………俺のせいじゃないから睨むのやめろ。
そんなことがあっても授業は続いた。
当然俺は寝てるが。
三時間目・・・・
二時間目は体育だったので普通に授業に出た。
やっぱり体を動かすことは楽しいわ。
そして再び高町との戦いが始まる。
「…………………」
「…………………」
授業が静かに進んでいく。
高町も絡んでこない。
…………諦めたのか?
だが不屈の心を持つ高町がこのまま終わる訳がない。
いつ何があっても身構えるようにしていた。
四時間目・・・・
失敗した……………
余りにも警戒しすぎて寝れなかった。
完全にやられた。
高町めやはりやる。
不屈のエース・オブ・エースは伊達じゃない。
(まだ、エース・オブエースではありません)
?何か聞こえたような気がするけどまぁいい。
今度は負けはしない!!
「零治君、寝てるの?」
「…………………」
…………今度は声をかけてきた。だが今回は俺の勝ちだな。
シャープペンを刺す、などの対策は万全だ。
あらかじめ制服の中にもう一枚長袖を通し、芯を通らないようにしている。
かつて男子生徒にやられたことがあるのでいつも対策をしているのだ。
夏はさすがに無理だけど………………
「零治君」
あっ……意識が遠くなってきた……………悪いな俺の勝ちだ……………
ゴス!!!
鈍い音を鳴らし俺は違う意味で意識を飛びかけた。
頭を抑えながら立ちあがる。
「零治君、寝てちゃ…………………ダメだよね?」
「おまっ何で殴って…………」
「オハナシ……………する?」
「……………ゴメンナサイ。」
かなりの威圧感に謝るしか出来ない俺。
高町の手には国語辞典があった。
…………………あれで殴ってる訳じゃないよね?
そう問いかけるように高町を見た俺。
……………高町はニタァと笑った。
その日から零治が授業中寝てる時間が減ったのは言うまでもない………………
「なのは、何でそんなに零治に絡むの?」
お昼休み、屋上でご飯を食べているなのはにフェイトが聞いた。
「それ、私も気になる。ねぇなんでやん?」
はやても会話に入ってくる。
「別に……変な意味はないよ。余りにもだらしがないから…………」
「それでもそこまでしなくてもいいんじゃない?」
「私もそう思うで。」
「アリサちゃんも?」
「私は逆に感謝かも。あいつ一年の頃からあんなだから…
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