暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
透明ルーシィの恐怖!!
[7/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
になるようだな」

そう言うフリードさんの手の中にある魔法の薬が突然消えてしまう。

「瓶が消えた!?」
「ルーシィがいなかったことになるってわけだから、持ち物も当然消えるわ!!」
「それってつまり〜?」
「今ごろ、ルーシィさんの部屋も空き部屋に変わっているはずだ」

ルーシィさんの存在まで消え始めるなんて・・・一体どんな薬だよ!!
そして、俺たちがそんな話をしていると、俺たちの頭の中から大切な一つの記憶が抜けてしまった。

「今私、何の話をしてたんだっけ?」
「さぁ?仕事の話なんじゃないか?」

レビィさんとフリードさんが顔を見合わせて話をしている。

「何かの絵を描いてたような・・・なんだっけ?」

リーダスさんも頭を抱えて何かを思い出そうとしている。

「たった今まで、誰かがここにいたような気がするんですけど・・・」
「ウェンディもそんな気がするの?」
「私もそんな気がするわ」
「う〜ん・・・僕もそんな感じが〜・・・」

俺たちも何かを忘れているような気がするんだけど・・・なんだっけ?

「何かが足りないような、おかしな気分だ」
「俺もだ、気のせいか?」

エルザさんが顎に手を当て、グレイさんは腕を組み悩んでいた。たぶんグレイさんに足りないのは上着のような気がするけど。

「ナツもそんな気がする?」
「う〜ん・・・わかんね!!」

ナツさんは特に何も感じていないようだ。本当にこの違和感はなんなんだろう?

「まぁいいか。仕事しようぜ」
「フリード、そこに座ってくれ。モデルの続きだ」
「わかった」
「俺にできそうな仕事は・・・」

マックスさんは仕事を探しに行き、フリードさんとリーダスさんは絵画の続き、ナブさんはいつものごとくリクエストボードを眺めている。

「シリル!!こっちでお話ししよう!!」
「うん!!わかった!!」

俺とウェンディは近くのテーブルに移動して話を始める。そこにエルザさんも来て3人で近くにできたケーキ屋さんの話をしています。
俺とウェンディは甘い物が好きだから、ケーキとかの話になると楽しいんだよね。

「よーし!!そんじゃ仕事いくか!!」

ナツさんは食事を終えるといつものように大きな声でそう言う。相変わらず元気ですね。

「ハッピー!!ルーシィ!!行こうぜ!!」
「あいさー!!」

ナツさんにハッピーが両手を挙げて答える。ん?

「ルーシィ?」
「ルーシィ?」

ナツさんとハッピーはその一人の女性の名前で固まってしまう。

「「そうだ!!ルーシィ!!(オイラ)たちの仲間の!!同じチームの!!」」

二人のその声で俺たちは忘れていたものが何なのかを思い出す。

「そうだルーシィ!!」
「ルーシ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ