透明ルーシィの恐怖!!
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になるようだな」
そう言うフリードさんの手の中にある魔法の薬が突然消えてしまう。
「瓶が消えた!?」
「ルーシィがいなかったことになるってわけだから、持ち物も当然消えるわ!!」
「それってつまり〜?」
「今ごろ、ルーシィさんの部屋も空き部屋に変わっているはずだ」
ルーシィさんの存在まで消え始めるなんて・・・一体どんな薬だよ!!
そして、俺たちがそんな話をしていると、俺たちの頭の中から大切な一つの記憶が抜けてしまった。
「今私、何の話をしてたんだっけ?」
「さぁ?仕事の話なんじゃないか?」
レビィさんとフリードさんが顔を見合わせて話をしている。
「何かの絵を描いてたような・・・なんだっけ?」
リーダスさんも頭を抱えて何かを思い出そうとしている。
「たった今まで、誰かがここにいたような気がするんですけど・・・」
「ウェンディもそんな気がするの?」
「私もそんな気がするわ」
「う〜ん・・・僕もそんな感じが〜・・・」
俺たちも何かを忘れているような気がするんだけど・・・なんだっけ?
「何かが足りないような、おかしな気分だ」
「俺もだ、気のせいか?」
エルザさんが顎に手を当て、グレイさんは腕を組み悩んでいた。たぶんグレイさんに足りないのは上着のような気がするけど。
「ナツもそんな気がする?」
「う〜ん・・・わかんね!!」
ナツさんは特に何も感じていないようだ。本当にこの違和感はなんなんだろう?
「まぁいいか。仕事しようぜ」
「フリード、そこに座ってくれ。モデルの続きだ」
「わかった」
「俺にできそうな仕事は・・・」
マックスさんは仕事を探しに行き、フリードさんとリーダスさんは絵画の続き、ナブさんはいつものごとくリクエストボードを眺めている。
「シリル!!こっちでお話ししよう!!」
「うん!!わかった!!」
俺とウェンディは近くのテーブルに移動して話を始める。そこにエルザさんも来て3人で近くにできたケーキ屋さんの話をしています。
俺とウェンディは甘い物が好きだから、ケーキとかの話になると楽しいんだよね。
「よーし!!そんじゃ仕事いくか!!」
ナツさんは食事を終えるといつものように大きな声でそう言う。相変わらず元気ですね。
「ハッピー!!ルーシィ!!行こうぜ!!」
「あいさー!!」
ナツさんにハッピーが両手を挙げて答える。ん?
「ルーシィ?」
「ルーシィ?」
ナツさんとハッピーはその一人の女性の名前で固まってしまう。
「「そうだ!!ルーシィ!!俺たちの仲間の!!同じチームの!!」」
二人のその声で俺たちは忘れていたものが何なのかを思い出す。
「そうだルーシィ!!」
「ルーシ
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