透明ルーシィの恐怖!!
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「これじゃあただのお化けですもんね」
「元に戻れないんですか?」
ウェンディは心配そうにルーシィさんに訪ねる。
「うん・・・それでみんなになんとかしてもらおうと思って」
ルーシィさんはいつもよりも暗い声でそう言う。しかし、そんなルーシィさんにナツさんは面白がって言う。
「なーに、別に気にすることねぇんじゃねぇか?面白いからそのまま一緒に仕事に行こうぜ!!」
「行けるわけないでしょ!!」
当然ですよね。さすがに依頼人も驚いて腰が抜けるかもしれませんし。
「誰か知らない!?透明になる魔法を解除する方法!!」
「そう言われてもな・・・」
「「「「「「「「「「う〜ん・・・」」」」」」」」」」
俺たちはみんなでどうすればいいか考えている。
「よーし!!いい考えがある!!」
ナツさんは何か作戦を思いついたようだ。
「何!?」
「火で炙ってみりゃ、なんとかなるんじゃねぇか?」
ナツさんは自分の炎でルーシィさんの体を炙ればいいと言い出した。
「それってなんか根拠あるの?」
「確か前にも、石になった私に同じことをしていたなぁ」
エルザさんにも同じようなことしたんですか?ナツさんチャレンジャーすぎる。
「けど、他に思いつかないなら仕方ないんじゃないか?」
「うむ、漢なら、あれこれ迷わずやるべし!!」
「私、女の子・・・」
ルーシィさんの訴えなどお構いなしにナツさんはやる気満々だ。
「よーし、いくぞルーシィ!!」
「俺も手伝うよ、ナツ兄」
ロメオもナツさんと一緒にルーシィさんを元に戻すのを手伝うようだ。さてさて、うまくできるかな?
「待って!!まだ心の準備が・・・」
「「せーの!!」」
「きゃああああ!!」
ナツさんの炎とロメオの青い炎がルーシィさんにぶつかる。ルーシィさんは熱かったらしく走り回っている。でも、その姿に変化は特にない。
「う〜ん。効き目なしか」
「当たり前でしょ!!」
おおよそ結果はわかってましたけど、もしかしたら・・・とか思ってたから。止めなくてすみません。
「うわああああん!!」
「元気だしてルーちゃん!!きっと何か方法が・・・」
泣き出すルーシィさんと励ますレビィさん。ルーシィさんの涙をシャルルとハッピーがコップで受け止めてくけど、あれって意味ある?
「ウィ。こういう時こそ俺の出番かな」
そういって颯爽と現れたのはリーダスさん。きっとナツさんよりはマシな作戦だろうし、ここは任せるか。
「ウェンディ、シャルル、セシリー、行くぞ」
「行くってどこに?」
ウェンディは首をかしげている。そりゃあもちろん、
「ルーシィさんの部屋から薬と星霊の鍵を持ってくるんだ」
「あ!
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