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ソードアート・オンラインーもしもあの時、サチが死ななかったらー
SAO
朝露の少女
第29話
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ないと言う事は、ナーヴギア間と信号のやり取りがある筈だ。おそらく、睡眠に極力近い所だろう。』
キリトが言っていることが正しいと言えるだろう。
第一、意識が戻らなければ、女の子は既に消滅している筈。
それがないのだとすれば、キリトの言った通り、睡眠に近い所と言った方が正しかろう。
サチ『そうだね。けどあの子、歳は幾つかな?』
キリト『10歳はないだろうから、多分8歳程度だろうな。』
サチ『シリカちゃんは確か13歳くらいだったし、SAO最年少プレイヤーと言った所だろうね。』
キリト『だな。』
サチの言葉にキリトは首を縦に振った。
ーーーーーーーーーーー
キリト『そういえばもう昼時の時間だな。昼飯にしようぜ。』
サチ『解った、すぐ用意するね。』
現在時刻は12:30。キリトの言葉にサチは昼食の準備をした。昼食は素麺とサラダであった。
2人は早目に昼食を済ませると、キリトは村に出掛けて行った。
女の子の手掛りを掴むためだ。
キリトが帰って来るまでの間、サチは女の子の傍らにいた。女の子はいっこうに目を覚まさない。サチは女の子が心配になった。
サチ『(まさか、このまま目が覚めないなんて、言わないよね。)』
サチは女の子に言い聞かせる様に心の中で呟いた。
ーーーーーーーーーー
日差しが傾いた夕暮れ時になるとキリトは村から帰って来た。
サチ『どうだった?』
サチはキリトに聞いた。
キリト『いや、駄目だった。』
キリトは首を横に振った。
サチ『そう……。』
ーーーーーーーーーーー
18:00頃に2人は夕食を摂った。だが、女の子の件もあって、2人はサチが作ったお吸い物を啜っただけにした。
ーーーーーーーーーーー
その後2人は新聞に手をつけた。おそらく、女の子を探しているプレイヤーがいる筈と思って、2人は新聞を調べあげた。
キリト『どうだ?』
サチ『駄目、そっちは?』
キリト『こっちもだ。』
だが、結局の所は見つからなかった。
ーーーーーーーーーー
そうこうしている内に、時刻は22:00をまわっていた。
キリト『もう遅いし寝るか。』
サチ『そうだね。』
キリトの言葉にサチは首を縦に振った。
2人は寝間着に着替えてベットに入った。
2人の家のベットは2つあり、普段は2人で1つのベットを使っているが、女の子の件もあって、サチが女の子と一緒に寝る事になり、キリトはもう片方のベットで寝る事になった。
______________________
翌日の7:30。
サチ『うーん……。』
サチは目を覚ました。女の子の方を向くと…、
『……。』
女の子は目を覚まして、サチの事を見つめていた。
サチ『??キリト、起きて??』
キリト『うーん……
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