74ディオドラ戦・開始
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◇いのり
「着いたの……?」
魔法陣の光が収まって一番初めに祭が口を開いて、きょろきょろと観察するように、周りを見わたした。
転送された場所は広大な場所で、殺風景な場所、見渡すとフィールドの森に巨大な神殿が見えた。
ここが私たちの本陣になるの?
「ッ!ヤマト!」
真名が大声でヤマトを呼んだ、理由は私達を囲むように無数の魔法陣が展開される。
「この魔法陣……あの時と同じです」
この場を経験した事がある小猫がつぶやいた…やっぱり旧魔王(笑)派か!
「偽りの神を名乗る魔の存在とその眷属達よ。ここで、散ってもらおう」
囲む悪魔の1人が挑戦的な物言いをしてきた。バカ………数百、数千で私達に勝てると思ってるの?
「寄らないでください!」
ズガァン!
アーシアの一言の後に何かが勢いよく堅い物にぶつかる音がした。
「アーシア……何かあった?」
「いえ、ディオドラが後ろから捕まえようとしたので殴り飛ばしただけです」
アーシアが殴り飛ばした?小猫じゃなくて?ディオドラ乙
「き、貴様!僕のアーシアに何をした!」
僕≠フアーシア?何を言ってるの?
「誰があなたのですか!私はヤマト・グレモリー眷属のアーシア・アルジェントです!変態のあなたの物にはなりません!」
「もういい、僕の愛を分かってもらえないようなアーシアは必要ない。
ここに存在する存在、全てを殺してやる」
捨て台詞を吐きこの場から消えたディオドラ……哀れ
「さてゴミの片付けをしますか………旧魔王(笑)派の上級(笑)悪魔達よ。俺達とやりあうつもりなら死ぬ気でかかってこい!全員が現魔王をも超えるヤマト眷属が相手をして殺る。」
あっ……ヤマトのスイッチが入った……
「ヤマトさん、ここは私が片づけます」
祭何言ってるの?ひとりでこの量は危ないよ?
「無茶するなよ?したら怒るよ?」
「ヤマトさんのお説教は嫌ですから無茶はしません!」
ヤマトもっと止めてよ!祭一人だと危ないよ!
「悪魔さん!私達を敵に回したのを後悔してね?『アルテマ・台風』」
私達……祭を中心に台風の眼が形成され目をおおうようにアルテマが吹き荒れる……これは…相手の状況を同情する
「これであらかた片付けられたね。よし、目指すは神殿の中にいる屑とらだ。行くぞ!」
『おー』
私達の敵になった奴らはドンマイ……ディオドラ覚悟!
神殿まで、走る私達の前にもちろん敵が現れるが、ヤマトの覇気や私のアスカロン、真名の結晶創造での不意打ちなどで瞬殺して神殿まで簡単に着くことができた。
続く
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