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SAO−銀ノ月−
第八十一話
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い――と、後ろを向いて大丈夫だ、と言おうとするより早く。銃の世界の踊り子は嗤いながらそう言った。

「――人を殺した時のことでも思い出してたの?」

「――お前……!」

 ただ、背後を見ても既に、踊り子の姿はそこにはいなかった。もしかしたら、まだ近くにいたかもしれなかったが……探す気力もなく、俺は壁を背に力なく座り込んだ。

「なんなんだよ……」

 ――どうすればいいんだよ。その問いに答える者は、もちろんそこにいることはなかった。


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