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BloodTeaHOUSE
ファーストキス
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はそれしか思いつかなくて
顔を見られないようにぎゅっとしがみつく。

「やれやれ、君のこういうところに、僕は勝てないみたいだね。君の勝ちだよ」

やさしく頭を撫でる手つきが、うれしくて、くすぐったい。

「君がいたから…あたたかい日常に触れられるようになれた。
 人を信じられるようになった。‥‥‥ありがとう、香澄‥‥ちゃん」

くっついてるところがあったかいから、もう冬だけど、1人で凍えなくてもいいよ、飛白。













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