準決勝、自由(フリーダム)と絶望(デスペレイション) 後編
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ッジを再度頭上に構えた。
「なら、もう終わりだな。お前じゃあやっぱり止められねえよ」
エクスカリバーVを身構えた瞬間、デスペレイションストライクが金色の光に包まれ、突如目の前からデスペレイションストライクの姿が消えた。
「!どこに!?が……あああぁ!!! 」
右足のふくらはぎと右肩が斬られたと同時に痛みが走り、右側を振り向くがどこにも姿は無く、今度は左肩甲骨にも痛みが走り、バックパックの左側を破壊された。
「ぐぅぅぅっ……でやあぁぁぁっ!!! 」
破壊された直後に、デスペレイションストライクが見えた方向へとエクスカリバーVを降り下ろすも手応えは感じず、そこにあったのはデスペレイションストライクの残像だった。
「これは………M.E.P.E!?あああぁぁあぁあああっ!!!! 」
左手の甲から腕へと斬られ激痛が同じ箇所へと入ったが、幸いヴァルキリーフリーダムの左腕は傷つけられただけで破壊されていなかった。
「まだだぁぁ!!! 」
デスペレイションストライクが目の前にいきなり現れ、スラッシュエッジを地面に差すと左腕の布でヴァルキリーフリーダムを拘束して捕らえ、ビームトンファーを展開して両太ももと頭部の位置でいう右耳、そして左のアイカメラ、左足のふくらはぎにビームトンファーを突き刺して、今度は左脇腹へと突き刺し、ゆっくりと抜いていった。
「ああぁぁあぁあああああっ!!!! 」
切り刻まれた痛みによりコンソールから手を放し、特に痛みが酷かった左目と左脇腹を手で押さえてその場で膝をついてうずくまる。
「あぁぁぁ……ぐぅぅ…! 」
「オーバードライブとは別に、アシムレイトってのは色々不便だなぁ。粒子放出量が増幅するといっても、ガンプラが受けたダメージはそのまま本人にも与えるからな。どうだ?今どんな気分だよ?大好きなガンプラのせいで痛め付けられている、今の気分は?ガンプラを止めたくなってきたか?」
「はぁ……はぁ…………………も…」
「あっ?聞こえねえな。はっきり言えよ」
「……そ………も…」
押さえていた手をコンソールに置き、それを支えに無理矢理立ち上がる。アシムレイトの影響で左目は激痛により開けられず、やられた両足も今にも倒れそうになっている。
「…それ………でも…」
ヴァルキリーフリーダムの粒子放出量が更に増幅し、機体各部だけではなく、クリアーパーツ全体からも光の翼が発生しだした。
「なっ!? 」
「それでも………この気持ちを……あの時と同じこの思いなら…どんなに苦しくても…どんなに辛くとも、止められる筈が……ない! 」
光の翼がヴァルキリーフリーダムを捕らえていた布を切り刻んでいき拘束から解放された。それを見てデスペレイションストラ
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