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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜
準決勝、自由(フリーダム)と絶望(デスペレイション) 前編
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則だろ…」

ストライクが体勢を立て直してバックパックからグリップを引き抜くと、そこには刀身の代わりに筆らしきものが付いており、そのまま降り下ろしてきた。

「ちっ! 」

ソードファンネル二刀で受け止めると、先程とは違い衝撃を感じられた。

「だけどこの程度なら…って、え? 」

右手のソードファンネルを動かそうとすると微動だにせず、二つのソードファンネルがくっついて離れなくなってしまった。

「チートだろそんなの!? 」

すぐにストライクがグリップを再度振りかざしてきたので、ソードファンネルを手放してかわすと、その途中でライフルの液体が放たれており、左腕に当たってしまった。

「にゃろう…」

左腕を動かそうとするも曲げられず、やはり固まってしまったようだ。

「こりゃあとんでもないガンプラだな。このチームの奴等………相手のガンプラを破壊することしか考えてないのかよ」

となると、シノの方は大丈夫なのか?アイツもアイツで無茶するしな。

そう考えている間も相手の攻撃が続いており、グラディウスを鞘から引き抜いて反撃のチャンスを伺いながらかわしていく。





ーーー−−





「なにこれ!?溶けっ…きゃああああ!! 」

シールドガン・ファンネルとキャノンピットの包囲網で攻撃して追い詰めた後、ロングシューティングライフルUで狙い撃とうとしたところ、相手のライフルから透明な白い液体が放たれた。

咄嗟にメガビームシールドで防ぐと、溶け始めたところ、いつの間にか目の前に来てロングシューティングライフルUの銃口と左腕を筆がついたグリップで溶かして蹴りを入れられ吹き飛ばされた。

「なんなのよ一体……」

トウイがいる島とは別の岸辺へ落とされ、銃口をパージし三連装バルカンモードに変更しながらぼやいていると、既にシールドガン・ファンネルとキャノンピットが岸辺や海に使用不可の状態まで溶かされて墜ちていた。

「左腕とファンネルは使用不可……。メガランチャーはチャージに時間がかかるし使えない。どうしたものかしら…」

立ち上がり、三連装バルカンをストライクに向けて撃ちながら上昇し、ガトリングと同時に攻撃した。





ーーー−−





「「はあああああああっ!!!! 」」

ビームサーベルで攻撃するとビームトンファーで受け止められ、ABCマント製の赤い布でぐるぐる巻きにした左腕で殴りかかってきたが、左腕のビームシールドで受け止めた。

「そんな甘い攻撃!するわけないだろぉが!! 」

「!? 」

受け止めた直後にヴェスパーの砲門がこちらに向けられており、急いで回避行動をとるも二つのビームが放たれて、両サイドアーマーが破
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