真の悪、ケツプリ団
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不機嫌そうに動きました。
「あーーっとっと!!助けてもらって言うのもなんだが、真の悪にその言葉は最大の侮辱ってもんよ!!いいか?真の悪って言うのはなぁ」
リーダーさんは何か語ろうとしてますけど、今はそんなことしてる場合じゃないんじゃないですか?
「それより、どうやって荷物を運ぶか考えた方がよくないですか?」
私がその話題に触れたらリーダーさんはまた頭を抱えてしまう。
「この子の言うことはもっともでござんすよ」
「どうやって運ぶんスか?」
「あー!!子分ども集合!!」
心配する子分さんたちにリーダーさんは集合をかけ、小さくなって何かを話し合っています。
しっかりしなくちゃ。こんな時、シリルやナツさんならどうするだろう・・・
私が考えていると、天狼島でシリルが話していたことを思い出しました。
『仲間になったフリをしてた?』
『うん。俺が戦ったカミューニさん、ハデスを倒すために悪魔の心臓に入るふりをして奇襲を仕掛けたんだって。それで、その勝負に負けちゃったんだけど、隙があればハデスを殺してもいいって条件で仲間に入ってたらしいよ』
天狼島での悪魔の心臓との戦いが終わった後、シリルがそんな話をしていました。たぶん、私がカミューニって人のことを悪い人だと思ってたから、フォローしてくれたのかな?ってその時は思ってたけど、おかげでいい作戦を思い付きました!!ありがとう、シリル!!
「あの〜皆さん?」
「「「うわぁぁぁ!!」」」
私が話し合っている皆さんに声をかけると、驚いて大きな声を出していました。驚かせちゃってごめんなさい・・・でも、今は作戦通りに・・・
「もし、皆さんが、金塊がどうしてもほしいというのなら、私が依頼人に話して、ちょっとだけ分けてもらえるように交渉してあげます」
「ええっ!?」
「いいんスか?そんなことして」
リーダーさんと子分Bさんが驚きながらそう言います。もちろん、条件付きですけどね。
「その代わり、約束してください。二度とこんな悪いことしないって」
「えぇ、それはちょっと・・・」
リーダーさんは私の提案に難色を示します。
「じゃあ金塊は諦めることです」
「「そんなー!!」」
「もし約束してくれるなら、私がこの貨車を動かします」
「できるでこざんすか!?」
子分さんたちが驚きながら私を見ています。
「はい!!さっきの皆さんのガスのやり方なら、私にもできそうです!!」
「嬢ちゃんがガスケツエクスタシーを決めるんスか!?」
え!?私があれを・・・
「違います/////!!」
そんなことできるわけないじゃないですか!!あんなの恥ずかしすぎます!!
「よーし!嬢ちゃんの話
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