真の悪、ケツプリ団
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臭いです!!
「「「「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」」」」
「みんなーー!!!」
あまりのおならの勢いで窓が割れ、ルーシィさんたちが落ちていってしまいました!!でも、私も臭すぎて・・・意識が・・・
「うぅ・・・」
私はしばらくして目が覚めました。だけど、その目の前にあったのは、
ぷりりんっ
「ひっ!!」
ぷりりんっ
「いっ!!」
ぷりりんっ
「あわわわ・・・」
目の前には右にも左にも大きなお尻がありました。
「あれ?みんなは?」
私は上体を起こし周りを見回します。そこには倒れているナツさんとシリルとケツプリ団の皆さんしかいません。すると、貨物の影からプルーが顔を覗かせてくれました。
「ププーン」
「プルー!!ぶじだったんだね!!」
「ププーン!!」
だけど、私一人じゃとても荷物は守るないし・・・ナツさんとシリルを起こさないと!!
「ナツさん!!起きてください!!」
「うぅ・・・」
ナツさんは乗り物酔いでやっぱり目覚めることができません。
「シリル!!起きて!!」
「うっ・・・」
シリルも真っ青のまま目覚めません。もしかしてトロイアが・・・いや、さっきのケツプリ奥義にやられたみたいですね。無意識にお鼻を押さえてますから。
「もしもし?もしもし?」
私は仕方ないのでケツプリ団の方を起こすことにしました。おそらくリーダーだと思われる方を揺すると、
「っ!?」
気がついたみたいで目を開けてくれました!!そのリーダーさんな前には助かったプルーが立っています。
「ププーン」
「・・・・・」
二人はしばらく見つめ合うと、リーダーさんは私に質問します。
「この・・・なんなんだこいつ・・・」
「プルーっていう星霊ですよ」
「う〜!!」
私がプルーのことを説明すると、リーダーさんは突然表情を緩ませました。
「妙にかわいいぜ。荒んだハートの悪な俺には刺激が強ぇ・・・」
「あの・・・」
「はっ!!」
私が声をかけるとリーダーさんはキリッとした顔に戻り、仲間を踏みつけて起こします。
「子分A!!子分B!!起きろ!!」
「はぁ〜・・・」
「臭いっス・・・」
もしかして、自分たちの出したケツプリ奥義で気を失っていたんでしょうか?捨て身の攻撃だったんですね。
「見ろ見ろ!!星霊だとよ!!初めて見るじゃねぇか!!」
「「星霊!?」」
ケツプリ団の3人はプルーを囲んで癒されています。確かにプルーって可愛いですもんね。って、そんなことより!!
「あ・・・あの・・・」
「「
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