73戦闘前
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◇いのり
ヤマト眷属とディオドラ・アスタロトのレーティングゲーム当日、ヤマト眷属とグレモリー眷属はオカルト研究部の部室にいた。なぜ、部室にいるかと言うとヤマトがここの魔法陣で跳びたくなったらしい。
「そう言えばアーシア、あなた2日間学校を休んでどこに行っていたのかしら?」
開始三時間前に集まってのんびりしているとリアスさんが一昨日から学校にも家にもいなかったアーシアにどこにいたのかと聞いていた。
「はい。冥界での修行で覚えた力に酷似していた世界があるとヤマトさんに聞いたので、ヤマトさんに時間の流れを変えてもらいこっちの2日間をその世界で二十年にしてその世界の人に修行を付けてもらってました」
ヤマト……女の子に………アーシアに何をさせてるの?強くなってるのは確かだけど………
「二十年も!?でも、アーシアの見た目は変わらないけど……」
「その事なら俺がアーシアに成長しても姿が変わらないように魔法をかけておいたからだ。もうアーシアはサポートタイプからサポートよりのオールラウンダーになったな。祭もそうだぜ」
これで、グレモリー眷属にはオールラウンダーが4人……ヤマト眷属は皆オールラウンダーになった。しかも祭とアーシア以外、ディオドラ・アスタロトを処刑する気満々だ…私も含めて。
「あっ、アーシア。もしディオドラに何かされそうになった全力で潰していいからな」
「はい!全力で殺ります」
あれ?アーシアのやりますが…殺りますに聞こえたのは気のせい?
「今…アーシア先輩がものすごく言わない言葉が聞こえました」
「私も聞こえたぞアーシアが『殺る』って…」
「ゼノヴィアさん、どうかしましたか?私は私に言われた戦いの時は割り切る≠アとにしただけですよ?それに私が行った世界では敵でも助けたい≠ェ命取りになることが多かったですから自然と相手を倒す≠ェ身につきました。」
アーシアが……向こうのアーシアと同じ考えを持った…………これからアーシアの最強伝説がつくられるのかな?
「アーシアは強くなったぞ?今魔王の誰かを一人で倒せるレベルにはなってるはずだ。もちろん回復の方も問題ない」
………ヤマトはアーシアを魔改造したいの?それともグレモリー眷属?まあいいけど…
「そろそろ時間だな。うしヤマト眷属集合!」
ヤマトが指示するとヤマト眷属が魔法陣の…ヤマトの前に集まる。
「それじゃあ、リアス・グレモリーとその眷属達よ。いってくる。観客席でディオドラ・アスタロトの最後をみていな」
ヤマトがリアスさんとグレモリー眷属にそう言いフィールドに転移された。
続く
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