マブラヴ
1027話
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ってきたムウが、ヘリオポリスの外で戦っている時、俺達がいる中に突っ込んできたのが最初か。
「で、まぁ、色々とあってアクセルをアークエンジェルの傭兵として雇って地球に降下して、地球連合のサイクロプスで纏めて殺されそうになって、オーブに向かった訳だ」
「本当なら、お前の場合はアークエンジェルから他の場所に転属になってたんだから、こっちに来る必要はなかったんだけどな」
「ふんっ、一緒に戦ってきた仲間をそう簡単に見捨てられるかよ」
俺の言葉に鼻を鳴らし、料理へと手を付けるムウ。
「で、俺達の世界の戦いが終わって、戦後処理して、結局俺はシャドウミラーに入る事を決めた訳だ。……まぁ、艦長がシャドウミラーに入るのは、お前との関係を考えれば予想してたけどな」
そういえば、アフリカに降下してからマリューに告白されて一夜を過ごした時もムウに見破られたんだよな。
「それからも、色々とあったよな。ブルーコスモスのテロでアクセルがネギま世界に行ったり、OGs世界で邪神みたいなのと戦ったり、ギアス世界を陽光が統一するのを助けたり、酔っ払って気が付けばアクセルがマクロス世界に行ってたりと。そしてマブラヴ世界でBETAと戦ったり、ホワイトスターに生み出された門を使って帝国が侵攻してきたり」
「……こうして聞くと、色々な意味で中身が濃い生活だったんだな」
改めてムウの口から聞くと、何と言うか物凄く濃い日々だ。
小説とかアニメとか漫画とかになったりしたら、相当長く続いていそうな話だな。
いずれ……そう、本当にいずれ、将来的に俺のやってきた事が本とかになるとすれば、物凄く長い大長編になりそうな感じだ。
それこそ俺の知っているアニメだと銀河英雄伝説以上の超長編といった感じで。
そんな風に思っていると、やがてムウが小さく咳払いをする。
ようやく本題か。
「ん、コホン。で、だ。俺がナタルとつきあい始めてからも、既に数年になるだろ? それに俺も30歳を過ぎたし、ケジメを付けようと思ってな」
「……ケジメ?」
そう言われて、思いつく言葉は1つしかなかった。即ち……
「結婚か?」
「……ああ」
少し照れくさそうに、頬を赤くしながら頷くムウ。
それこそナタルが頬を赤くしているのなら見応えはあるだろうが、ムウが頬を赤くしてもな。
にしても、結婚か。確かにムウも既に30を過ぎているんだし、身を固めてもいい頃だな。
「シャドウミラーきっての遊び人でもあるムウが身を固める、か。色々と感慨深いものがあるな」
「……おい。誰が遊び人だ、誰が。遊び人って言うなら、どう考えても俺よりもお前だろ。1人2人ならまだしも、9人も恋人作ってハーレムを築いている奴の言う台詞じゃないぞ、それは」
「まぁ、そっちに関しては
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