九校戦編〈下〉
九校戦八日目(3)×試合後の攻略話とインターバル後の対二高戦
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ではない。レオのエレメンツビットもそうだが、幹比古の精霊魔法をよく知るエリカでさえ昔と大違いな事を見せられたのか。
「ミキもミキで、一真君に一から鍛え直したと聞いたけどホントに使えるようになったんだね」
「えっ?そうなんですかエリカちゃん」
「まあねぇ〜昔のミキは事故を起こす前は天才少年と呼ばれていたけど、感覚同調やら他の精霊魔法でも事故前よりもいい感じになっているからね」
「確かに吉田君周辺には精霊が活発化してますけど、一真さんが鍛え直したというのは聞いた事があります。一真さんがやる精霊術者と吉田君がやる精霊魔法は、プロセスが大違いのはずなんですけど、あそこまで出来るのは至難の技としか言い様がありませんね」
「そう言えば美月は精霊を見分ける目を持っているんだっけね。精霊魔法が成功したかどうかは分かんないけど、対人魔法戦技を磨き続けた千葉家の娘なのかもしれないからか、表情の変化や魔法がいつ使ったかはある程度なら読み取る事が出来る。一真君曰く『剣士の眼』って言ってたけど、今のミキなら自信も力も事故前よりもアップしている」
美月は水晶眼を持っている魔法師で、エリカは自己加速・自己加重魔法を用いた白兵戦技で知られている千葉家の娘であり、得意な事は剣術だ。それを両方持っているのは今の所は織斑一真しかいないと思われるが、精霊術者でありエレメンツ使いで更に剣術にも長けている。
剣もただの剣ではなく、聖剣エクスカリバーを持っている事自体があり得ない事とは思いながらも知っている人物は限定されている。ブランシュ日本支部を潰した時に量産型を渡されたエリカやそれを見ていたレオも知っているし、桐原や十文字会頭もな。
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